「やっぱり下位の6ポイントマッチ」イングランド・プレミアリーグ第16節 サウサンプトン-レディング

共に今期チャンピオンシップからの昇格組で、現在18位と19位で残留争いを行なっているライバル同士の対戦。
似た順位のチームでの直接対決は、1試合で買ったほうが勝ち点3を得るのに対し、負けた方は勝ち点3を得る機会を逸するために、「6ポイントマッチ」と呼ばれるわけだが、これでサウサンプトンは1試合少ないレディングに対し勝ち点6の差(昨日、レディングが延期分の試合に負けたので同試合数で勝ち点6差のまま)をつけ、残留圏内の17位へと浮上した事になる。
レディングは、12/1のマンU戦で後半23分までリードを保ち、最終的には3-4の逆転負けを食らったとはいえ、強豪をあと一歩まで追い詰める試合をしたチームなのだが、アウェイのせいもあるのかこの試合ではいかにも降格圏に沈んでいるチームらしい、褒めどころに困る内容しか見せていなかった。
何しろ、サウサンプトンがボールを持つと後ろにズルズル下がるばかりで、せっかくボールを奪っても前線との距離が果てしなく遠いためにセカンドボールをやすやすと拾われ、サウサンプトンはある意味ターンオーバーの心配をせずに、心置きなくミスパスを続けることが出来ていた(笑)。
サウサンプトンは、一時のショートパスに固執するサッカーは完全に取りやめ、まずはロングボールを前に当ててからセカンドボールを拾ってパスをつなぐ方針でレディングを攻め立てるものの、どうにもゴール前での精度とアイデアが不足し、PA内に人数をかけるだけのレディングからなかなか得点を奪えず、61分にプチ・ファルファンみたいなパンチョンが丁寧にコースを狙ったシュートで、やっと先制点を奪った有様であった。
それにしても、イングランドプレミアリーグはここ数年で世界一のリーグと称される存在になってしまったけど、下位チームのレベルはお世辞にも高いとは言えないね・・・そういう意味では、ドイツやイタリアもプロビンチアについては同じようなものだけど。
吉田については、ビルドアップで危ないパスミスがあったのと、最後のほうでサイドへの寄せが甘くて危険なクロスを上げさせてしまう場面はあったが、高さではほぼ相手を完封して全体的には安定感のある試合ぶりだった。まあ、吉田の場合は個人でどうこうよりもDFリーダーとしての統率が重要なわけで、そういう意味ではクリーンシートは十分な結果ではある。
しかし攻撃は、今回のように固めた守備を崩すには力不足で、それを補うはずのガストン・ラミレスは未だチームにフィットせず、不用意に攻めて来る下位チーム相手のホーム戦でしか勝てそうにないのは相変わらずである。次のチェルシーとのアウェイ戦で、万が一勝ち点を取れたら波に乗れるかもしれないけどね・・・ってそりゃさすがに無理か。

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