アジア最終予選オマーン戦展望

気がつけば、もう最終予選オマーン戦が明日に迫っているので、恒例の展望を簡単に書いて見ることにする。
オマーンは、日本がホームでの予選最初の試合で3-0と大勝しただけに与し易い相手と見られがちではあるが、結局この予選で彼らが敗戦を喫したのはその1試合だけで、2試合目のホームオーストラリア戦ではスコアレスドローの引き分けに持ち込み、直近のヨルダン戦を2-1で勝利、次の日本戦で勝ち点を挙げれば暫定で単独2位に浮上と、波に乗っているチームである事は疑いない。
そして日本にとっては、比較的日程に恵まれた感がある最終予選で、最も日程と気候が厳しくなる試合でもある。香川と内田を怪我で欠いた欧州組にとっては、11月はCLやEL、カップ戦で週2回の試合が続く時期の中、インターバル無しのミッドウィーク開催。さらにドイツとロシアでは既に氷点下まで落ちる日もあると言うのに、オマーンのマスカットでは連日30度オーバー、しかも試合開始時間は日没前の午後3時半と、山本昌邦氏だったらブチ切れるであろうコンディション・暑熱対策お手上げの状態。
となると、試合内容的に望めるものはほとんど無く、おそらくホームの勢いを活かしてガンガンと序盤から攻め込んで来る相手に対して、こちらとしてはペース配分を考えながら粘り強く、慎重に守って相手の勢いが落ちるまで耐え忍び、ワンチャンスのカウンターやセットプレイを決めるようなイタリア的な戦い方が求められるはずだ。
日本のキーマンになって来そうなのは、本田や川島といった当たり前のところを別にすると、個人的には岡崎と長谷部。相手は攻撃的に来るとは言え、前線にロングパスを入れてセカンドボール拾いが攻撃の基本線だろうから、ロングパスの出処にプレッシャーをかける役割が重要になる。さらに相手がボールをコネたところを拾えれば最高だ。
それでも何度か基点は作られるだろうから、そこで長谷部がどれだけ注意深く相手のセカンドエフォートを防げるかも必要な要素である。相手には強力な得点源となる選手はいないので、セカンドボールを狙いに来る相手につまらないミスを起こさず、ファールになるようなプレイを強いられないよう、時間をしっかり遅らせればそれほど問題にはならないはず。
まずは当たり前すぎるけど絶対に先制点を与えてしまわない事。過密日程でのアウェイならドローでもオッケーぐらいの気持ちで、慌てず落ち着いて試合に入って欲しいものである。

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