2012年11月

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「清武と宇佐美の明確な差」ドイツ・ブンデスリーガ第14節 ニュルンベルク-シュツットガルト

今期ブンデスリーガの残留争いまっただ中、かたや得点力皆無、かたやザルディフェンス同士の壮絶な(?)試合は、清武のほぼ2ゴールという活躍もあってニュルンベルクに軍配が上がった。 とは言え、ニュルンベルクの得点はどれもホッフェンハイムの自滅という感じであり、せっかく清武を右サイドに移して良くなった試合内容が、また悪化してしまったという印象が強かった。 その原因は、清武と対面する左SBの選手が、ニュルン […]

J1昇格プレイオフ決勝 ジェフ千葉-大分トリニータ

ともに京都と横浜FCという、自分たちよりも上位にいたチームを破って決勝に進んだ両チームの対戦は、またも下位である大分が千葉を破り、全ての対戦が下位チームの勝利となる、いかにもホームアドバンテージがほとんど無い日本らしい結果に終わった。 大分は3バック、しかもセルセ・コズミ監督が生み出し、イタリア以外の国ではあまり使われることがない3-1-4-2というフォーメーションを使うという事で興味深く見てみた […]

「先攻と後攻」ドイツ・ブンデスリーガ第13節 シャルケ04-フランクフルト

昨日の深夜に、両チーム共に14節の試合が行われて敗戦を喫しているようだが、その前に行われた13節でのシャルケホームの対戦について。 一応、順位的には3位と4位の上位対決だったわけだが、前半のシャルケには明らかにCLで戦った過密日程の影響が出ていて、どっちが昇格チームかわからないような内容だった。ところが、後半は完全にシャルケのほうに流れが傾き、フランクフルトはほぼ防戦一方になってしまったのだが、結 […]

「やっと本格化の兆し?」イングランド・プレミアリーグ サウサンプトン-ニューカッスル

前節、QPRとのリアルな監督解任ダービーでようやく勝利を挙げることが出来たサウサンプトンは、その勢いでニューカッスルも撃破、ようやくこれで降格圏内から脱出することが出来た。 内容的に見ても、怪我人だらけで調子が出ないニューカッスルが相手のホーム戦とは言え、サウサンプトンは前節のQPR戦からさらにグレードアップしていて、今後に希望を抱かせる試合だったと言える。 今までの試合を見ていて、そんなに上手く […]

「日本人2人で3ゴール」ヨーロッパリーグ グループE ステアウア・ブカレスト-シュツットガルト

今日はこれからとあるイベントに出かけるので簡単に・・・ シュツットガルトは、現在グループ首位を快走するステアウア・ブカレストとのアウェイ戦だったが、蓋を開けてみれば何と5-1の大勝を飾ってしまい、最初の3試合で勝ち星無しの状態から、次のホームでのモルデ戦に勝てばグループリーグ勝ち抜けの王手をかけた立場になった。 ただ、シュツットガルトがものすごく強かったと言うよりは多分に運が良かったのは確かで、何 […]

「乾とチーム復活の兆し」ドイツ・ブンデスリーガ第12節 フランクフルト-アウグスブルク

チームはリーグ4試合ぶりの勝利、乾についてもマスコミから高評価と、久々に良い結果となった試合ではあったが、内容を吟味すると手放しで褒められるような感じでは無かったかなと。 試合開始8分に、FKがポストに当たってその跳ね返りがまた相手に当たって入るオウンゴールとラッキーな先制点を奪い、その後も中盤でのプレスが機能して2点目を挙げたのはいいものの、前半終了間際に審判に異議を唱えて集中力が切れたところを […]

「好調インテルにブレーキ」イタリア・セリエA第13節 インテル-カリアリ

前節にレギュラーDF陣が出場停止でアタランタに負けてしまったインテルだったが、彼らが復帰してベストになったこの試合でもホームでカリアリに引き分けと、好調だったはずのチームに突然ブレーキがかかってしまった。 この試合でも開始11分までに3度の決定機を作り、3度めのチャンスにパラシオがヘディングを決めた時には、これはインテルの一方的な試合になるかと思われたのだが、そこから急にチームの勢いが落ちてしまい […]

「監督解任ダービーで何とか勝利」イングランド・プレミアリーグ QPR-サウサンプトン

両チームとも開幕から絶不調で最下位争いをしているとあって、負けたほうが監督解任だと噂される対戦になってしまった試合は、ホームのQPRがサウサンプトン相手に1-3で負けるという、言い訳のしがたい結果になってしまった。 逆にサウサンプトンにとっては、ひとまずアドキンス監督の首がつながった格好になったが、チームが良かったと言うよりはQPRに助けられたと言っていい内容であり、まだまだ到底安心はできそうにな […]

「エースキラーの本領発揮」ドイツ・ブンデスリーガ第12節 バイヤー・レヴァークーゼン-シャルケ04

スカパーフジが1節に3試合しかブンデスリーガの試合を放送してくれないので、なかなか準レギュラーである細貝の試合を見る事ができなかったんだけど、ようやくシャルケとの対戦で観戦。 で、試合を見てみると細貝の出来うんぬんよりも、レヴァークーゼンのサッカーがなかなか新鮮で楽しめたというのが第一印象。 最近のブンデスリーガと言うと、バイエルンのリベリやドルトムントのゲッツェ、シャルケのファルファンというよう […]

「ニュルンベルクはバイエルンと価値あるドロー」ドイツ・ブンデスリーガ第12節 ニュルンベルク-バイエルン・ミュンヘン

前節はマインツに1-2で敗れたとはいえ、ようやく復調の兆しが見え始めたニュルンベルク。その要因は、トップ下では全くボールが来なかった清武が、右SHに移ってボールが持てるようになったからという点もあるが、主には4-2-3-1から4-1-4-1へとフォーメーションが変わった事の効果が大きいと思っている。 清武以外はまともなパサーがいないニュルンベルクの場合は、4-2-3-1で間延びした空間を無理なミド […]

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