2012年10月

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「晴れのち曇り」イングランド・プレミアリーグ ニューカッスル-マンチェスター・ユナイテッド

CLには不出場だった香川が、リーグ戦で本来のトップ下か、ルーニーとの共闘で内容が良かった左サイドになるのかと注目された試合だったが、蓋を開けてみれば何と中盤ダイアモンドの4-4-2の右という、全く予想だにしなかったポジションになってしまった。 ファーガソン監督は、ルーニーをCHで使うなど各選手をいろんなポジションで使うという事は知られていたが、まさかシーズン序盤、それもアウェイのニューカッスル戦で […]

「吉田まさかのSBデビュー」イングランド・プレミアリーグ サウサンプトン-フルハム

吉田は連続でCBスタメン、そして試合開始4分でCKからフォンテのゴールが決まり、この試合は楽しく見られそうだなと思った矢先に、サウサンプトン右SBリチャードソンが負傷で交代。 さて代わりに誰が入るのかなと思ったら、何と吉田が来る前のレギュラーCBだったホーイフェルトが来て、吉田が右SBの位置にスライドするという驚愕の采配。これ、まず間違いなく練習なんかしてないだろうに・・・ で、その吉田のSBぶり […]

「柿谷ならドイツでCFは・・・無理か」J1第28節 セレッソ大阪-サガン鳥栖

一時は降格圏に沈んでいたセレッソだったが、クルピ監督就任以降はマジック炸裂でいつの間にか残留確実な位置にまで上がり、この試合でも上位のサガン鳥栖に逆転勝ちを決めた。 ただし内容的には厳しいものだった。セレッソは丸橋、高橋のレギュラーSBが出られず、児玉と酒本というペアで臨んだのだが、両SBが非常に高い位置取りをするクルピの戦術は、鳥栖のプレッシングからのサイドアタック重視の戦術にがっぽり嵌り込み、 […]

「フェライニにはイーブンだったが・・・」イングランド・プレミアリーグ エヴァートン-サウサンプトン

今日はこれから運動会があるので、印象だけをさくっと。 現在、おそらくCBにとって世界で5本の指に入る嫌なマッチアップである、エヴァートンの”アフロ”フェライニと対峙することになってしまった吉田だったが、フェライニは吉田にイライラしたのか途中で体をつかんで投げ飛ばす(何故かファールは取られず)場面もあったりして、勝ちというわけではなかったがまずまずイーブン程度には健闘出来ていたのではないだろうか。 […]

「何で日本人はCFになれないのか」オランダ・エールディビジ第7節 ユトレヒト-フィテッセ

ハーフナー・マイクに安田、高木次男と両チームで3人の日本人所属選手がいる対戦になった試合だが、高木は怪我でベンチ外、安田はずっとベンチに終わり、残念ながら出場したのは先発のハーフナー・マイクだけというやや寂しい試合になってしまった。 そのハーフナー・マイクも、チームに絶対的なエースであるボニーが1トップに君臨しているため、なかなか先発の場面が回ってこなくて苦しい立場に置かれていたのだが、途中出場し […]

「これからが乾もチームも正念場」ドイツ・ブンデスリーガ第6節 フランクフルト-フライブルク

ここまでリーグ5戦で負け無しと絶好調のフランクフルトは、ホームでのフライブルク戦でも勝利を挙げ、首位バイエルンとはわずか2差の2位をガッチリとキープした。 が、試合内容・展開ともにフランクフルトにとっては非常に苦しいものだった。 アウェイのフライブルクはフランクフルトの攻撃を非常に良く研究しており、足元で受けることが乾については相対するSBをメインに、誰かが必ず縦パスに対してマークを定め、フランク […]

「これぞセリエAの醍醐味」イタリア・セリエA第6節 インテル-フィオレンティーナ

ストラマッチョーニとモンテッラという青年監督同志の対戦となった試合は、インテルが2-1という辛勝でようやくホーム初勝利を挙げた。 この試合のポイントとなったのは、両チームのフォーメーションの微妙なミスマッチ。どちらも表記上は3-5-2の3バックなのだが、インテルはオーソドックスなダブルボランチの3-4-1-2だったのに対し、フィオレンティーナはトレスボランチを敷く、セルセ・コズミ監督が使い出した3 […]

「U-17W杯出場権ゲット!」U-16アジア選手権 準々決勝 日本-シリア

来年に行われるU-17W杯への出場権がかかったシリアとの準々決勝は、日本が苦しみながらも2-1で競り勝ち、無事世界への切符を手にすることが出来た。 しかし内容的には非常に厳しい試合だった。シリア戦の会場は、グループリーグの時の会場よりもさらにピッチ状態が酷く、見るからにデコボコで日本の選手がトラップをしてもボールが足元でポンポン跳ねる状態で、当然ワンタッチパスを駆使したサッカーが出来るはずもなく、 […]

「ルーニースイッチ」イングランド・プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド-トッテナム・ホットスパー

オールド・トラフォードでマンUがスパーズに負けるのは23年ぶりという話だそうだが、それは本当かと思うぐらいに前半のマンUの出来は悪すぎた。 今期のマンUの悪いところが全て凝縮していたような感じで、DFラインが低い上にラファエルとエヴラは相変わらずの軽い守備、キャリック、スコールズのCHがアジリティ不足で全くフィルターにならず、1点目は人数が足りていたのに緩慢なマーキングで失点、2点目はベイルに守備 […]

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