「柿谷ならドイツでCFは・・・無理か」J1第28節 セレッソ大阪-サガン鳥栖

一時は降格圏に沈んでいたセレッソだったが、クルピ監督就任以降はマジック炸裂でいつの間にか残留確実な位置にまで上がり、この試合でも上位のサガン鳥栖に逆転勝ちを決めた。
ただし内容的には厳しいものだった。セレッソは丸橋、高橋のレギュラーSBが出られず、児玉と酒本というペアで臨んだのだが、両SBが非常に高い位置取りをするクルピの戦術は、鳥栖のプレッシングからのサイドアタック重視の戦術にがっぽり嵌り込み、当然のように鳥栖に主導権を握られる。
前半の20分にスローインから水沼が抜け出し、折り返しをキム・ミヌに決められた時には、これはセレッソの負け試合になるだろうなと思ったら、今やセレッソのエースとなった柿谷がCKの流れ玉を頭で押し込み、セレッソが少ないチャンスをモノにしてかろうじて流れを引き止める。
しかし鳥栖優位の流れは後半も変わらず、70分にセレッソのミスからゴール前の混戦になり、最後はシュートのリフレクションを豊田が決めて鳥栖が再びリードしたものの、ここからクルピマジックが炸裂、74分に扇原に代えて吉野を投入、そしてヘベルチを左SBに移動するという博奕采配を打つ。
するとこれが見事に当たり、76分に吉野がドリブルで相手を引きつけてオーバーラップしてきたヘベルチにパス、そのクロスをケンペスが飛び込み鳥栖のオウンゴールを誘って同点にすると、動きが落ちた鳥栖をさらに攻め立て、86分には枝村の右サイドでの突破からのクロスを磯崎が手に当ててしまいPK。セレッソがついに逆転する。
鳥栖もここから脅威の粘りを見せ、試合終了間際にはキム・ジンヒョンのパンチングがヨ・ソンヘの顔面にヒットしてしまい今度は鳥栖にPKが与えられる。しかし豊田のPKはGKの逆を突こうとしたのか勢いが弱く、動かなかったジンヒョンにあっさり止められ試合終了。
この後、少し時間があったのでニュルンベルクの試合を少し見ていたのだけど、第三者的に見ればJリーグのほうがはるかに面白いよね(笑)。ニュルンベルクはそもそもチームで唯一チャンスが作れる清武までボールが来ないからね・・・ロシアにJリーグファンがいるという記事が話題になったけど、この試合なんかを見るとそれも納得してしまうよね。
あと、この2得点で柿谷もすぐブンデスか、と騒がれているようだが、フィジカルもしくはアジリティのどちらかがJレベルを飛び抜けていないと、なかなか即通用は難しいのではないかと思う。コンスタントに代表に選ばれ、海外選手との対戦経験を積んでからで十分じゃないかと思うが・・・はてさて。

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