「五輪代表シリア戦の再来?」アジア最終予選イラク戦展望

かつて日本代表を率いていたジーコが、今度は敵であるイラクの監督として来日したとあって、いつも以上に盛り上がりを見せているイラクとの試合が本日開催されます。と言う事で、いつものように試合の展望を。
とは言え、これも毎度言っている事ですが、日本にとっては相手がどうこうよりもまず自分たちが100%の準備とコンディションで戦えるかどうかのほうが重要で、6月の試合に比べて準備期間が少ないこの試合のほうが、より難しい状況になっているのは確かでしょう。
全ての選手が万全であれば、出場停止選手が多いDFライン以外は通常通りのベストメンバーをザックは選んで来るはずですが、試合勘が薄れている長谷部と細貝、疲労がプレイの出来に影響されやすい香川のところをどう判断するかに注目が集まりそうです。清武が好調で、なおかつ岡崎の様なタイプがいないと日本は攻撃が機能しないだけに、清武との先発争いになるのではないかと思っています。
DFラインについては、SBはまず確実に長友と駒野になるでしょうが、CBの選択をどうするか。ここも、伊野波の足の状態が万全なら彼の先発で間違いないでしょうが、UAE戦でもコンディションが回復していないことが明らかだっただけに不透明な状況です。イラクの攻撃陣が強力なだけに、対人の強さで水本とどちらが適正かをザックは判断することでしょう。
そのイラクの攻撃陣についてですが、やはり10番マフムードと5番ナシャト・アクラムの個人技は脅威的で、日本の守備陣にとっては気の抜けない試合になる事は確かでしょう。
ちょっと気になるのが、事前の練習ではマフムードがトップ下の位置になっていたという記事があった事で、イラクはおそらくマフムードに対してロングボールを入れてそこのこぼれ球を狙う攻撃をメインにして来ると予想されているだけに、シリアに負けたロンドン五輪代表のように、マークをマフムードに集めて裏を手薄にさせたところを、ナシャトに狙わせる手段を考えているかもしれません。
日本としては、水本か伊野波がしっかりマフムードについて、吉田とSBの1人がカバーする体制をきっちり守る事が必要になるでしょう。そしてイラクは間違いなく引いて守って前線に遠藤をマークさせて来るので、全体をコンパクトにして不用意なボールの取られ方をしない事。
攻撃では遠藤へのマークを逆手に取って吉田のフィードと本田のキープ力を軸にし、長友と香川が高い位置で絡んでチャンスメイクに加わる形で行きたいところです。所詮ジーコの守備組織ですから(笑)、きっちりPA近くで横に揺さぶれば得点はそんなに難しくないでしょう。まあ体調が万全であれば、ですけどね。

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