ヤングなでしこ、ドイツ戦に向けての展望
昨日は飲み会があったので、ヤングなでしこが次に準決勝で対戦するドイツとノルウェーの試合を見ておりました。
で、率直に言うとドイツは強いです(笑)。
ドイツの強みは、選手の判断、動きに全く迷いが見られない事。特に、前線で基点を作った時にサイドへ向かって選手がオーバーラップする動きが徹底されていて、守備陣が基点である中央へ集まって出来たサイドのスペースを使い、深い位置からクロスを上げる攻撃にノルウェーは全く対処が出来ていませんでした。日本の場合は、さらに高さに不安があるだけに、同じ攻撃を許していたら全く勝ち目がないでしょう。
従って、日本に勝つチャンスがあるとすれば、ドイツに対してポゼッションで上回り、得点で先手を打って相手の焦りを誘うぐらいしか策が無いように思います。
ドイツの守備は4-4の2ラインゾーンディフェンスでかなり高い位置に押し上げてプレスをかけて来るので、バイタルとラインの裏にスペースがあります。ノルウェーはなかなかそこを使えませんでしたが、なでしこはバイタルがプレイの生命線なので、そこから早くラインの裏へと抜け出す攻撃が出来ればチャンスはあるでしょう。
田中陽子のボールタッチから猶本がスルーパスを出し、裏に抜け出した柴田が反応するような形を期待したいものですな。
-
前の記事
大津がVVVに完全移籍、長谷部は残留、そして宇佐美・・・ 2012.09.01
-
次の記事
「清武は普通に大黒柱でした」ドイツ・ブンデスリーガ第2節 ニュルンベルク-ドルトムント 2012.09.03