Jリーグのレベルは五輪クラス?

日本はロンドン五輪で男女ともに準決勝まで勝ち上がり、大会がスタートしてから中1日で2試合ずつ深夜の試合を見続ける過酷なスケジュールで疲れているので、Jリーグも一応録画はしてありますが、昨日は浦和とFC東京の試合をながらで見ただけになってしまいました。
そこでふと気づいたこと。
チャンピオンズリーグやワールドカップなどを見た後にJを見ると、やはりレベルの違いというものを感じてしまうのですが、これが五輪サッカーを見た後だと、Jのほうが結構狭い所にピシピシとパスを通しており、Jリーグもなかなか捨てたもんじゃないよな、という気持ちになりました。
2chのまとめサイトにあった「Jリーグ誇らしい」というエントリーには、五輪のベスト4に勝ち残ったチームの選手が所属しているリーグが集計されていて、何とJリーグはメキシコのプリメーラリーガと並んで17人というトップの数になっていました。
まあ、Jリーグ所属選手が多い日本と韓国が勝ち残っているために自然とそういう集計になるわけですが、五輪とJのレベル差が大きく離れていないという裏付けでもありますよね。
ただし、それはフル代表トップクラスと五輪年代とではレベル差が厳然としてあるという意味の裏返しでもあり、日本では香川や宮市が参加出来てないように、五輪への選手派遣に対して欧州リーグのチームがことごとく難色を示している現状からして、同年代であっても決して世界ベストのレベルでは無い事も確かです。
だからと言って日本が準決勝まで来た事を卑下する必要は全くありませんし、たとえメダルを獲得したとしても、日本のサッカー界がそれで慢心したり思い上がったりという事にはならないでもらいたいですね。選手は多分大丈夫でしょうが、心配なのは上のほうの方たち・・・(笑)