「これでは気持よくドイツには行けない」J1第16節 セレッソ大阪-浦和レッズ

昨日は酒が入ってからの観戦だったし、試合から日にちも経ってしまっているので雑感のみで。
「ラスキヨマッチ」と称し、実に4万人近い観客が集まった、ニュルンベルクへの移籍が決まっている清武選手のJリーグ最後の試合ではあったが、残念ながら最後まで清武の得点は見られないまま、何とか試合終了間際のゴールでドローに持ち込んだ試合になってしまった。
パッとしない内容の原因ははっきりしていて、何故かセレッソのDFラインは浦和がボールを持った時には必ず横一線になってリトリートして行くばかりで、セレッソがボールを浦和側に持ち込んでターンオーバーになった時に、攻撃選手によるファーストプレスの後が全く連動しておらず、そこを突破されるとスペースがら空きで後ろはズルズル下がるだけ。
浦和の先制点の場面がその典型的な例で、4人が足並みを揃えて壁を作っているだけで、ワンツーからの鈴木の飛び出しに誰も反応が出来ていない。
ブラジルであれば、基本的にCBの2枚と釣瓶の動きで残ったSB1枚の個人能力で相手の攻撃を食い止めるのが普通なんだけど、日本だと今野や栗原のレベルでさえオージー相手になかなかそれが出来ない事を考えると、守備戦術を構築出来ない監督を連れて来ても相当厳しいと思うのだが・・・
攻撃面でも、柿谷に前を向いてプレイさせるためにはケンペスのキープが必要なんだけど、そこでまるっきりボールが収まらないので清武やキムボギョンがなかなか上がって来れず、当然セカンドボールも拾えないので清武の得点がどうこう以前の問題である。
浦和も浦和で物足りない内容だったのは確かで、最近は1トップになっている原口も、ポストプレイをこなしたり裏抜けを狙ったりと懸命にチームプレイをこなしていたのだが、やはり広島時代の佐藤寿人と比べると、質量共に大幅に物足りない働きなのは事実。そして前線のせいでもあるんだけど、もっと守備陣が押し上げて行かないと得点力不足の解消は難しいように思う。
まあ、清武もこういうチーム状態のまま旅立つのは本当に不本意ではあるだろうが、彼の活躍を見てチームが発奮できるように五輪後のスタートダッシュをしっかり決めてもらいたいと思うばかりだ。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする