香川はマンチェスター・ユナイテッドで成功できるのか

昨日は、突然降って湧いた「マンチェスター・ユナイテッドとドルトムント間での香川の移籍に関する合意」のニュースでてんやわんやの一日でしたね。
一応、まだ正式に移籍が成立したわけでは無く、これから怪我をしてメディカルチェックに引っかかる可能性が0ではないので、香川本人もマスコミに釘を刺す発言がありましたが、MU公式が発表して壁紙まで作り、ジャーナリストの原田さんにインタビューをして速攻日本語訳を載せているような大阪夏の陣状態では、正直言って焼け石に水でしょう(笑)。
それにしても驚かされるのは、日本のマスコミ以上に海外のメディアがこのニュースを取り上げている事で、いつものBildやSUNだけではなく、ガーディアンインディペンデントといったイギリスの高級紙までもがスペースを割いて報じており、この移籍がこの夏の世界的な目玉の1つであることを示しています。
さらにブラジルの「GloboEsporte」では、香川の事を”日本のメッシ”とまで書いているようで、日本のメディアが呼ぶのならともかくサッカー大国であるブラジルがそう見ているというのは、感慨深いを通り越して信じられない気持ちになりますね。
で、ここまで騒がれている香川が、本当にMUで成功できるのかという話ですが、簡単に言ってしまえば通用するのは間違いないでしょう。ただし、使われ方次第ではうまく行かない可能性もあると思います。
香川が最も活きるのは、ドルトムントのように守備から攻撃への切り替えが早いサッカー。4-2-3-1のトップ下のフォーメーションで、1トップのルーニーの周りを香川が衛星的に動き、2列目両サイドのナニ、ヴァレンシアらが高い位置で絡むような攻撃が出来ると、香川は間違いなく輝くはずです。
逆に4-4-2だと、SHをやるには香川のフィジカルでは厳しいし、守備をしてから長距離を駆け抜けるようなプレイをやらせるのであれば彼の特性を活かすことは難しいでしょう。4-4-1-1のセカンドトップならまだ可能性はありますが、2ラインがよほどコンパクトにならないとルーニー・香川ではルーズボールをキープしきれないでしょう。
いずれにしても鍵を握るのはCHの選手。ベテランのスコールズやキャリック、若手のクレバリー、ジョーンズと一応駒は揃ってますが、イングランド式にサイドへドーンだけじゃなくて、香川の足元にテンポ良くパスを繋げられるプレイが欲しいところです。補強候補としてモドリッチの名が挙げられていますが、シティやチェルシー、レアルといったクラブも狙っているので状況は厳しいです。
その意味では、レアルに行ったもののなかなか出場機会を得られていないシャヒンや、ドルトムント同僚のギュンドアン、ハビ・マルティネスなんかが来ると面白いとは思うのですが・・・いや、とにかくこれから心配でもあり、楽しみでもありますなあ。

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