「まさにヘルタの一人芝居」ドイツ・ブンデスリーガ入れ替え戦 第1レグ ヘルタ・ベルリン-フォルトナ-デュッセルドルフ

瀬田元吾さんが日本語デスクとして勤務されている事で知られるフォルトナ・デュッセルドルフが、2部からブンデスリーガ入りをかけてヘルタ・ベルリンと争うプレイオフの第1レグだったが、結果はまさかの(と言っては瀬田さんに失礼だが)アウェイでフォルトナが2-1での逆転勝ち。
事前に瀬田さんのTwitterで結果を知ってはいたのだが、改めて試合を見てみるとフォルトナが強かったというよりは、ヘルタが勝手に自滅しちゃったなという感じ。
ヘルタは2トップのラモスとラファエルにきっちりと縦パスでボールが収まるのに対し、フォルトナのほうは前線でのキープがままならず、狭いスペースにパスを通せる選手がいないので、仕方なくサイドへボールを回しては詰まってしまう攻撃しかできていない。
それを見て、これはヘルタ断然有利かなと思ったのだが、ヘルタはプレッシャーで固くなっているのもあるのか、2トップにボールを収めた後のフォローが遅く、中盤の選手が前を向いてもほとんどがツータッチ以上持ってからパスを出すのでフォルトナの守備陣形を全く崩せない。
と思ったら、大して危険でも無いフォルトナのカウンター攻撃に対してルーズな守備であっさり抜かれたりと、19分にセットプレイからヘディングで先制し、前半を1-0で折り返したにも関わらず、どうもヘルタの戦い方には危ない空気が流れていた。
案の定、64分に右サイドで十分人数が足りているので淡白な守備でPA内に侵入され、その他のDFが完全にクロスだけを予測してゴール前でポジションを取り直したところ、そのまま持ち込まれてニアを抜かれて同点に。まさに油断と慢心を絵に描いたような失点だった。
そしてその7分後には、FKをヘルタFWラモスが頭で逸らせるナイスゴール。ただし自陣の(笑)。これで空気は完全にフォルトナのものになり、ヘルタは必死で再逆転を狙うものの最後は息切れしてしまって試合終了。フォルトナがアウェイで大きな2点を奪ってホームでの第2戦を戦うことになった。
リーグでのヘルタの試合をそんなに注目して見ていたわけではないので、この力が彼らの実力であったかどうかは分からないが、あまりに人とボールの動きが悪くてこの内容のままではフォルトナを破るのは難しいかと思われる。個人の力では上回っているのは確かなので、いかにして開き直って戦えるかがヘルタにとっての鍵だろう。
フォルトナのほうは、おそらくこれ以上の戦い方は出来ないだろうから、この結果に浮かれること無く2戦目も同じように90分集中して守り、カウンターでしっかり人数をかけてシュートまで持って行く事に尽きる。ここまで来たら、是非とも昇格してほしいね!

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