「これがバイエルンの経験力」欧州CL準決勝第1レグ バイエルン・ミュンヘン-レアル・マドリー

昨日は飲む用事があった後での観戦なので、試合展開についてはパスして雑感のみで。
リーグ戦ではもうドルトムントに対して完全に白旗を上げた状態になり、もうCLでの結果しか残されていないバイエルンが、レアルに対してまずは2-1とリードを保って折り返すこととなった。
内容的には、いかにもビッグマッチのファーストレグらしく、スペクタクルなところは何も無い、互いに極力ミスの可能性を排した慎重な戦いぶりだったなという印象に尽きる。
前線では、両チーム共に個人がまずしっかりとキープして確実にパスをつなぐプレイに終始していて、ドルトムントが得意とするような「早いパス回し」はほとんど見られなかった。特にバイエルンはロッベンやリベリーまでもがSBの位置にまで下がって必死にサイドをカバーしていたのには驚かされた。
これはレアルに対してホームで絶対に失点を与えたくないというチームの方針の影響も多少はあるのだろうが、各選手がこういう試合、こういう相手にはどういうプレイをしないといけないのか、という共通意識が経験として染み込んでいるのだろう。
最近のネット記事で、ドイツ記者の香川に対する評価として「ヨーロッパのトップクラブで継続的にプレーするには、もう少し経験を積む必要がある」という言葉があったが、バイエルン戦でどの選手も慎重になって出足が鈍っている時に、いつもの調子でボールを軽くはたいてミスになってしまったようなプレイもそういう意見に反映されているように思う。
そういった状況の応じたプレイを選択できる能力に加え、シーズン通して欧州でリーグとカップ戦をこなして行ける肉体的・精神的な体力や、調子が悪い時でもチームのクォリティを落とさない算段など、まだまだCLで優勝を狙うようなチームで香川が働くためには、足りない部分が多いなと実感させられる試合だった。

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