「もともとの地力が違うとは言え・・・」J1第7節 コンサドーレ札幌-柏レイソル

シーズンがスタートしてからいまいち期待された結果が出せない両チームの対戦とあって、どちらにもチグハグさが散見される内容の試合であった。
柏が調子を出せていない理由は明白で、今期はエースのレアンドロ・ドミンゲスへのマークが非常に厳しく、FW陣や酒井の調子も良くないので彼をサポートすることが出来ず、余計に攻撃が孤立・単発化するという悪循環になっている。
特にFWの人選に今期は苦労しており、期待された移籍組のロボはここまで周りと全く連携できずにチャンスも決められず無得点と絶不調、工藤と田中順也の日本人2トップは前でボールを収めることが出来ずに攻撃陣がなかなか前を向けない。
この試合でも序盤の柏は中盤での組み立てでミスを連発、札幌のカウンターを何度も受ける嫌な流れになっていたが、札幌も札幌で深刻な得点力不足に陥っていて、ここまでのチームの総得点が2、それの全てを挙げていた山本真希が怪我で欠場と悲惨な状態。
石崎監督は前田俊介を1トップに据えて攻撃の軸にしたいと目論んでいるそうだが、いかんせんボールを持ってナンボの選手なのに周りのフォローがほとんど無く、ボールが来ても味方がパスを受けに来る前に守備陣のアタックに阻まれてお終い、というシーンばかりである。
そうして2ラインで得点力を犠牲にして分厚い守備を図っているはずなのに、U-23に召集されて売り出し中の奈良が予測を誤って失点を喫し、その後は一気に崩れてセカンドボールを柏に与えまくる展開になってしまったのでは、ACLの疲労も残っている柏としては楽なものである。
柏は途中から工藤を右ウイングに下げてレアンドロ・ドミンゲスをトップ下にした4-2-3-1にして、今までのように早く縦にボールを入れようとせず、札幌のバイタルを使ってじっくりボールを回すようにしたネルシーニョの采配も功を奏したと言える。
ただ柏の方も、酒井の調子がようやく上がって来たようでこの試合では本来のゴリゴリと力強いドリブルとパワフルなクロスを上げる場面を作っていたとは言え、レアンドロ・ドミンゲスの調子は相変わらずで無理なシュートでチャンスをフイにする事が多く、2点目をセットプレイで取った後はカウンターで何度も決定的なシーンがあったのに決めきれなかったのは不満が残るところだろう。
札幌はまあとにかく厳しいね。本来であれば大島のような選手がトップで頑張ってこそ機能するサッカーだと思うのだけど、途中出場したけどパッとした働きは出来なかったし、かと言って前田1人ではどうしようもない。何か大きな起爆剤でもないとジリ貧になってしまいそうだよなあ・・・

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