「好調同士らしい歯車が噛み合った試合」J1第3節 川崎フロンターレ-セレッソ大阪

得点は75分にセレッソのキムボギョンが挙げた1点のみだったが、互いにここまで負けなしと好調なチーム同士の試合らしく、締まった内容で見ていて飽きない試合だった。
昨シーズンの川崎は、始終ハイプレスをかけまくっては裏を取られて失点というパターンが多かったように思うのだが、この試合ではラインを上げるというよりは、しっかりとセレッソの中盤に対してチェックをかけ続けて扇原と山口の五輪で売り出し中のコンビに仕事をさせず、特に前半はセレッソのミスからカウンターという場面を多く作ったが、そこで結局決めきれなかった事が結果に響いてしまった。
ただ、守備は良かったけれど攻撃の機能性はいまひとつで、レナトの個人技は目立つけれども小松とのコンビネーションは咬み合っておらず、山瀬と田坂、中村憲の中盤は後半の序盤ぐらいにやや目立っただけで、守備に忙殺される時間が多かった。
セレッソの方は、前の試合では消えがちだったケンペスが、この試合では川崎の守備でセレッソの中盤がボールを持てなかった事もあってロングボールが多くなった分、ターゲットマンとしてよく働けていた。が、2列目についてはキムボギョンは好調だけどブランキーニョはまだ機能せず、清武も疲れているのか体のキレと運動量が共に足らず、セレッソらしい豪快な攻撃はあまり見られなかった。
しかし、74分にブランキーニョと交代で入った柿谷が仕事をし、わずか1分後に左サイドを突破すると、かつての輝きを思いださせるような柔らかいボールタッチから中へと折り返し、キムボギョンの決勝ゴールをアシストして見せた。
今までの実績を考えると、今はボギョンや清武、ブランキーニョの間に割って入ることはなかなか難しいかもしれないが、清武は夏の欧州移籍が確実視されているし、ボギョンも代表で抜ける事が多いだろうから、彼の活躍に今年のセレッソの運命がかかっているといっても過言ではないはず。このまま、出番があった時に結果をしっかり出し続けて欲しいよね。

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