「今回ばかりはブラルーズが主役」ドイツ・ブンデスリーガ第26節 ホッフェンハイム-シュツットガルト

岡崎が靭帯損傷の怪我で戦列を離れたシュツットガルトは、岡崎の位置にシーバーが入った以外は布陣に変更がなく、酒井も6試合連続となるスタメンでの出場。
前節でバイエルン相手に1-7の大敗を喫したホッフェンハイムはチームのバイオリズムが全体的に落ちているようで、試合の序盤はシュツットガルトに試合のペースを握られる。
シュツットガルトは酒井が極めて高い位置取りで、CBからのボールをもらってはタイミング良く縦方向にパスをつなぎ、躊躇のない動き出しでリターンから突破を見せるなど、相変わらず攻撃面では思い切りと小気味よさを感じるプレイでシュツットガルトを牽引する働きを見せる。
しかしこの日の主役の座を射止めたのは逆サイドのブラルーズで、8分にダイレクトでアーリー気味のボールを入れると、これが真ん中に走りこんだイビシェビッチの足元にピタリと合い、相手DFの対応の不味さもあってイビシェビッチがGKとの1対1を冷静に決めてシュツットガルトが先制する。
前半のホッフェンハイムはサイドでの主導権争いに完敗し、シュツットガルト2列目の速い戻りに中へのボールもなかなか出せず、審判の判定もホームなのに若干辛めでサポーターにとってはフラストレーションが溜まる展開が続く。そして前半終了間際にまたもブラルーズの素晴らしいダイレクトクロスがイビシェビッチの頭に合って2点目ゲット。
これでシュツットガルトにとっては楽な展開になるかと思われたのだが、後半になると試合のペースは一転してホッフェンハイムに傾く。前半には出来なかったFWへのクサビパスが入りだし、中盤がバイタルを使ってさらにムラパやバベルといったスピードある選手が裏へ飛び出す攻撃でシュツットガルトを攻め立てる。
68分にはシュツットガルトもゲントナーやカカウを投入したが、それでもホッフェンハイムの勢いを全く止めることが出来ず、PAの外ではこらえきれずに中で人垣を作ってひたすら耐えるだけ。
しかしホッフェンハイムは攻めども攻めども点が決まらず、ようやく74分にPKをゲットしたものの、その後は急に攻撃の勢いが落ちてしまい、最後はシュツットガルトがFKからボールをキープする時間稼ぎで逃げ切りった。
岡崎が抜けてどうなるかと心配された酒井だったが、代役のシーバーが比較的ポジションを崩さず、マイボールの時には中へと動く事が多くて、攻守に動きまわるおかげで時折酒井とプレイエリアがかぶってしまう岡崎よりも、かえって攻守の分担がはっきりしてやりやすそうな雰囲気だった。
2対1の時にはポジション取りに迷って右往左往する場面もあったが、1対1の場面では以前に比べると落ち着いた対応が出来るようになって、最後は押し込まれたが酒井の対応自体はそれほど悪くなく、大分安心して見られるようになって来た。逆に、今度は岡崎の居場所のほうが心配になるかもしれないね(笑)。

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