「ガンバは未だお目覚めならず」J1第2節 セレッソ大阪-ガンバ大阪

珍しくNHKの関西地上波で放送があった第2節の大阪ダービーは、ロスタイムに決勝点が決まる劇的な展開とは言え、内容的にはセレッソの方にかなり分があった対決だったように思う。
セレッソは、U-23アジア予選でブレイクした山口と扇原のボランチコンビが先発したのだが、彼らはそれぞれ遠藤と明神に対してしっかりとプレッシャーをかけつつ、扇原は鋭い左足の縦パスで、山口は堅実でシンプルなつなぎを見せ、まるで代表での遠藤と長谷部のような息の合ったプレイを見せてチームを動かしていた。
が、この日のセレッソはキムボギョン以外は前線がいまいちな出来で、ブランキーニョとケンペスはまだチームに全くフィットしておらず、清武はコンディションが悪そうであまりボールに絡んでこれない。19分にカウンターからガンバ藤春の軽い対応のおかげで得点は出来たが、その後はボランチにも疲れが出てきて後半はダイナミズムが失われてしまった。
そして徳島から古巣に復帰した柿谷が82分から出場したが、最後のケンペスの決勝点に絡んだプレイはあったけど、見た目もそうだがプレイが大人しくなってしまったなあというのが第一印象。いつの間にか同世代の香川はおろか下の世代にも抜かれてしまったけど、持っているポテンシャルはこんなもんじゃないと思うので、是非とも奮起してほしいね。
ガンバについては、やはり調子がさっぱり向上していないようで、遠藤は相変わらず低調なままだし何より攻めが真ん中ばかりに偏っていて、27分にパウリーニョがフリーキックを直接決めはしたが、特に前半はほぼセレッソに制圧されていた。
後半のガンバは多少盛り返したとは言え、それはセレッソのペースダウンに助けられた形であり、ガンバらしいテンポ良く長短織りまぜてのパスサッカーは結局最後まで見ることが出来なかった。何より、選手から何が何でもダービーで勝つといったモチベーションが感じられないのが寂しかった。
もしかすると1勝すれば流れが変わってくるのかもしれないが、さてどことやれば勝てるのだろうか、と考えこんでしまうぐらいガンバは重症である。新スタジアムが出来るまでにサポーターがすっかり離れてしまった、という事が無いように願いたいものだが・・・

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