ポストプレイヤーの重要性

昨日は酒を飲んて帰って、その後本田が出てた試合を見ようと思ったのですが、前半で交代してしまったのでその後の試合を見るのがしんどくなったので戦評はパス。
で、ちょうどネタが無いところにハムストさんという方からメールをいただいたので、今日はそれにお答えしてみたいと思います。

ウズベキスタン戦後、思い出した試合がありました。シドニー五輪のアメリカ戦。あの時も選手はフラフラでした。どちらも試合を続けるだけで精一杯の状態で、反撃にはとても期待がもてなかった。対する相手はとても屈強に見えて、日本には無い頼もしさというか余裕のようなものを感じました。
その1つの原因として日本のサッカースタイルがあるのではないかと思います。日本のサッカーは前からプレスをかけるサッカー。対する相手は日本ほどプレスをかけないサッカー。日本のサッカーは自分たちより強い相手と当たると後半息切れをしてしまうサッカースタイルだと思います。でもまあ「それを言っちゃおしまいだよ」感はあるんですけどね。でも現実としてそれがあると思います。
思い出した試合として01年のサンドニでのフランス戦。シドニー五輪のアメリカ戦、南アフリカW杯のパラグアイ戦。いずれも日本の選手はとてもじゃないけど動けない状態でした。延長になればなるほど、試合に勝ち抜けば勝ち抜くほど体力を消耗する日本の戦い方は不利。
そこで日本のサッカーのやり方を少し変えることはできないのかと思いました。いつの試合か選手の名前もわかりませんが、たぶんボスニア・ヘルツェゴビナかチェコだったと思いますが見た感じ日本とサッカーのやり方が全然違う。前線には長身のごつい選手がいて、速攻とかできるのだろうかと思いましたがボールキープなどのかなり効果的なポストプレーをしつつ遅攻で点をとってました。
日本がずっとボールを追っているのはつまりボールキープが出来ないから。前線でポストプレー、ボールキープのできるCFがいないからだと思います。その選手が1人いるだけで日本のサッカーは攻守に格段に良くなると思います。でも日本に長身でポストプレーが出来て、早くて上手くて点のとれるFWなんかいません。でもどれか1つなら、日本のFWにもできると思います。ポストプレーとフィジカルのみを最重要視し選抜。出来れば長身。
日本のサッカーは機動力・俊敏性を重視したスピーディなサッカー。近年特に走るサッカーが重視されFWにもそれを求め、鈍重なポストプレイヤータイプを軽視。テクニックとスピードを求める為、長身の選手でも痩せててポストプレーが得意と言う選手はほとんどいないと思います。またそれらの選手のポストプレーはJリーグでは通じても外ではまったく使えない。
スピードに傾倒するあまり、ポストプレーを軽視した日本のサッカー文化がウズベキスタン戦や前述した負け試合の原因じゃないかと思います。またACLでのJリーグチームの苦戦も同様の理由だと思います。
じゃあポストプレイヤータイプの選手を入れればいいかというとそうではなくてその選手は「現行の走るサッカー」の外に置いてあえてあまり動かせない。プレスも守備もそこまでさせない。ポストプレー、ボールキープ、ヘディングでの競り勝ちを最重視した役割とする。そういった選手を1人前線に置くことで、その選手の体力は最後まで持ち日本はもっと勝てるのではないかと思います。
が、どう思いますか@w@;

南アフリカW杯での本田がちょうどそういう役割を果たしていましたね。
ただ難しいのは、東欧の選手は皆ガタイが大きくてベーシックな部分でのキープ力があるのに対して、日本は1人ポストプレイヤーがいたとしても、それはそれでポゼッションをする上では楽にはなるのですが、全体的な運動量を大きく減らせるわけではないという事なんですよね。そして動かない選手がいる事で守備力や前線の流動性は下がってしまう。そのプラスとマイナスをどうバランスを取るか。
日本選手が欧州に行くと、前線の激しいプレッシャーの中でのキープ力が問題視されるせいか、だいたい1列下がったポジションで起用されてしまう事が多いのですが、ハーフナー・マイクや李はFWで使ってもらっているようですし、彼らの成長に期待ですな!

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