2012年2月

1/3ページ

「長友こそがインテルの希望?」イタリア・セリエA第25節 ナポリ-インテル

一向に調子が上向く気配が無いインテルが、ホームの好調ナポリにろくな攻撃が出来ずに無得点で負けたという酷い内容の試合だったのだが、長友がインテルにとってどんな存在になっているのかという事が垣間見えて、それはそれで面白い観戦となった。 ナポリは3-4-3というフォーメーションを取っていて、インテルはスナイデルトップ下の4-3-1-2という形で対峙していたのだが、3センターの左に入ったカンビアッソが中で […]

「香川も復活でウズベキスタン戦へ」ドイツ・ブンデスリーガ第23節 ボルシア・ドルトムント-ハノーファー96

現在6連勝と好調のドルトムントが、今期もEL出場枠をうかがう位置にいる難敵ハノーファーを迎えての対戦は、3-1と数字だけを見れば快勝ではあったものの、かなりドルトムントファンにとってはフラストレーションが溜まる試合だったのではないだろうか。 ドルトムントのスタメンは、香川が復帰してゲッツェ抜きの状態ではベストメンバーになったものの、開始わずか8分でベンダーが顔を蹴られてベンチに下がってしまい、ギュ […]

「岡崎と酒井のゴールデンコンビ」ドイツ・ブンデスリーガ第23節 シュツットガルト-フライブルク

3試合出場停止処分を食らっているモリナーロの代わりに、酒井高徳が出場しての3試合目となるバーデン・ヴュルテンベルク州ダービーは、最下位のフライブルクに対してホームのシュツットガルトが4-1で快勝、これでシュツットガルトは8位に浮上した。 日に日に評価を高めている酒井は、この試合でもまず前半12分に自ら出したクサビのパスを受けると、逆サイドのハルニクへと大きなサイドチェンジを決め、中に切れ込んだハル […]

「宮市の初先発は目出度いが・・・」イングランド・プレミアリーグ チェルシー-ボルトン

宮市が早くもボルトンでプレミアリーグ初先発という事でにわかに注目が集まったチェルシー戦だったが、強豪相手のアウェイということを差し引いても、宮市より何よりボルトンの酷さが目に付く試合だった。 何しろ、せっかくボールを奪ってもピッチのセンターで2本とパスがつながる事がなく、DFラインとCHの連携が全く取れていなくて、CHが上がりすぎてバイタルがガラ空きになったかと思ったら、次の瞬間にはDFラインに吸 […]

ロンドン五輪アジア最終予選、最終節を残しての各グループ展望

昨晩は、11時半からシュツットガルトの試合があって、30分後には宮市が先発したボルトンの試合があったので、結局どちらも前半途中まで見て眠ってしまったので、まだ試合のレポートが書けませぬ・・・ 日本選手が活躍するのは嬉しいですが、時間がかぶると結局ブログ記事を書くには中途半端な状態になってしまうので、何とも痛し痒しですなあ・・・(笑) なので、マレーシア戦後はまだやってなかった、ロンドン五輪アジア最 […]

「槙野劇場の裏側」キリンチャレンジカップ 日本-アイスランド

1得点1アシストに加え、2点目も左サイドでの守備が起点になり、最後はPKまで与えるという全得点に絡む(笑)大活躍を見せた槙野&ハンドスプリングスローにどうしてもスポットライトが当たる試合ではあったが、その裏にあるウズベキスタン戦を見据えたザックのしたたかさこそ、注目すべき点だったのではないかと思う。 通常、こういう守りを固めてくる相手に対しては、前線にクサビを入れてから中盤が前を向いてボールをもら […]

「本田はレアル戦で復活!」欧州CLベスト16第1レグ CSKAモスクワ-レアル・マドリー

ピッチ上は人工芝が凍結しているものの、ロシアにしてはまだマシな零下5度での試合は、何と3分のロスタイムが2分半を過ぎたところでの最後のセットプレイでCSKAが同点に追いつくという劇的な幕切れになった。 CSKAはシーズンが始まったばかりとは言え、どこぞの五輪代表とは違ってこの試合に向けて良い準備が出来ていたようで、コンパクトな守備を敷きつつボールを奪ってからドゥンビアとナイジェリア代表ムサのシンプ […]

「日本首位で自力突破復活!」 ロンドン五輪アジア最終予選 マレーシア-日本

シリアとの1位争いが得失点差での結着に持ち込まれる可能性が高い日本は、このマレーシア戦で是非とも大量得点が必要になったわけだが、関塚監督は山村に代えて扇原、そしてシリア戦で得点を決めた永井を先発から外すという賭けに出てきた。 序盤の日本は、ポンポンとボールが跳ねるピッチと緊張感からか、DFやボランチからのパスでミスを連発、いくらボールを奪っても前までつながらないという非常にリズムの悪い立ち上がり。 […]

「日本人2人先発、岡崎スーパーゴールも・・・」ドイツ・ブンデスリーガ第22節 ハノーファー96-シュツットガルト

ELの決勝ラウンドにしっかりと勝ち残りつつ、来期もELに出場可能な勝ち点を積み上げている好調ハノーファーとアウェイで対戦したシュツットガルトだったが、結果は先に4点を取られての4-2とあえなく完敗。 とは言え、シュツットガルトの試合に対する入り方は悪くなかった。前節ヘルタと対戦して5-0と大勝した勢いそのままでメンバーを変えずに臨んできたのだが、序盤は前線が高い位置からプレスをかけつつ、イビシェヴ […]

「これでは長谷部が気の毒だ」ドイツ・ブンデスリーガ第22節 シャルケ04-ヴォルフスブルク

長谷部のインタビューなどから、マガト監督はほぼ戦術練習をやらず、しかも練習でさえ起用した事がないポジションをぶっつけでやらせる事が知られてしまっているわけだが、今回はものの見事にそれが裏目に出たというか、誰でも予想がつくだろうと突っ込まざるを得ない内容と結果になってしまった。 ヴォルフスブルクは4-3-3という3ボランチの形で、アンカーがラウルを見るような意図があったのかもしれないが、案の定中盤の […]

1 3