「自力でのJ1昇格決定!」J2第38節 コンサドーレ札幌-FC東京

徳島と勝ち点が並び、得失点差で上回る状態でホームでの最終節を迎えた札幌は、ドームを埋めた3万9千人の後押しを受け、首位のFC東京を相手に見事2-1の勝利で自ら昇格を決めてみせた。
試合は、力関係的にはやはり上位にいる東京がボールを保持する展開になるが、札幌は自陣にかっちりとコンパクトな守備網を引いて中盤でのパス展開を許さず、DFやボランチからロングボールを蹴ってセカンドボールを拾う東京と、カウンター狙いの札幌という図式が続く。
それでも前半の30分ぐらいを過ぎると、徐々に札幌のDFが押し上げられなくなり、東京の選手が人海戦術で守る札幌のゴール前を取り囲み、シュートコースを開けるべく横パスを回す形が多くなる。が、特にルーカスがそこからのミドルやダイレクトをことごとく外してしまい、毎度淡白な形で東京の攻撃が終わってしまう。
となると、拙攻を繰り広げるチームにはしっぺ返しが来るのがサッカーの習わしで、40分に中盤でボールを奪われると、左サイドに空いた広大なスペースを古田が疾走、ライン際からのパスを飛び込んだ内村が決めて札幌が値千金の先取点をゲットする。
そしてそのすぐ後にも、今度は札幌が右サイドでボールを奪うと、近藤のマークを今野がまさかのマークミスをして突破され、最後は内村がニアを抜く技ありのシュートを決めて2点差をつけ、前半を折り返す。
後半から、東京は石川とセザーを投入してサイド攻撃を強化。で、確かに最初のうちは前半には無かったサイドアタックが見られはしたものの、程なくして前半同様の足を止めてのパス回し状態に陥ってしまう。後半35分に1点差に詰め寄ったが、単純なライン裏へのパスのこぼれ球を決めたものだったのは何とも皮肉である。
その後は札幌にもカウンターから得点のチャンスはあったが、結局スコアは動かずに2-1でタイムアップ。裏で行われていた徳島の試合が岡山の勝利に終わったために、札幌が堂々勝ち点差で3位を確保。来期のJ1昇格が決定した。
まあぶっちゃけ、手を抜いていたとは言わないまでも、既に昇格を決めていた東京に必死さが感じられなかったのは確かで、負けた徳島は自業自得とは言え、ちょっぴり気の毒ではあったかな。でも札幌も資金面や戦力面でを考えると、上がったとは言え来期は全く安心できない状況ではあるわけで、続投が決まったノブリンがチームをそどうレベルアップさせるかに注目が集まる。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする