2011年11月

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「長谷部、ボランチに戻る」ドイツ・ブンデスリーガ第13節 ヴォルフスブルク-ハノーファー96

先週末は1泊旅行に出かけていて土曜に試合が見られず、そういう時に限って本田は復帰するし内田は先発になるしで日本人の試合が目白押しで、しかも今晩はバーレーン戦で明日明後日とチャンピオンズリーグがあるために、全ての出場試合を見るのはとても無理といううれしい悲鳴。 そんな中から、久々に長谷部がボランチで先発し、チームも快勝したというヴォルフスブルクの試合を選んでみた。が、ぶっちゃけ内容からするとかなりラ […]

「バイオリズムの節目なのか?」ドイツ・ブンデスリーガ第13節 バイエルン・ミュンヘン-ボルシア・ドルトムント

首位をひた走っているバイエルンと、いつの間にか2位まで上がってきたドルトムントの直接対決。 形の上では首位争いとは言え、まだ勝ち点5の差があるので、ここでバイエルンが勝ってしまうとドルトムントとしては非常に厳しくなる状況だったが、見事にアウェイでバイエルンを破って射程圏内に捉えてみせた。 ドルトムントの狙いは非常に明確で、とにかくバイエルンの強みであるリベリと復帰したロッベンにボールを渡さない事。 […]

「負けに不思議の負け有り」国際親善試合 イングランド-スペイン

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とかつて野村監督は語ったが、ことサッカーに関しては当てはまらないなと思ってしまうような試合だった。 ルーニーを3試合の出場停止処分で欠くホームのイングランドは、ホームウェンブリー・スタジアムでの試合にも関わらず、どう見てもCBらしい選手にしか見えないジョーンズを中盤に配し、パーカーをアンカー、ベントを1トップにした4-1-4-1という極めて守備的な […]

「福岡大、力尽きる」天皇杯3回戦 湘南ベルマーレ-福岡大

天皇杯2回戦で大宮をPK戦で下した福岡大が、2つめのジャイアントキリングを狙う湘南との3回戦。 福岡大の戦術・戦略は大宮戦と全く同じ。4-1-4-1のフォーメーションで、2ラインを極めてコンパクトかつ激しく動かしてバイタルエリアのスペースを消し、DFライン裏へのボールに対しては鋭い反応で抜け出しを許さない。 それに対して湘南は、ボールに寄せてくる福岡大の逆サイドにルーカスを走らせ、そこを起点にサイ […]

残り1試合・アジア3次予選各グループの動向

昨日は日本が北朝鮮に負けてしまったので、とりあえずうちわはタンスにしまった状態で(笑)大方の趨勢が決まりつつある各グループの状況を見てみましょう。 既にヨルダンが突破を決めていたグループA。ヨルダンとイラクの首位対決は、ヨルダンがいったんは先制したもののイラクが逆転で勝利して見事予選突破を決めました。ジーコの運恐るべし。中国はシンガポールには勝ちましたが、最終節を待たずして敗退が決定。果たしてカマ […]

「特別な一戦だが、たかが一戦」ブラジルW杯アジア3次予選 グループC 北朝鮮-日本

タジキスタン戦のメンバーから6人もの選手を変えて来たスタメンを聞いた時、ザックは真剣試合であまり手を抜く采配はしない監督だと思っていただけに、ちょっと意外ではあった。 しかし、固い人工芝という怪我を抱えた選手にはきついピッチ、最終予選に持ち越す可能性があるイエローカード、絶対に全身全霊をこの1戦にかけて来る北朝鮮に対し、勝ち抜きが決まった日本という条件を考えると、ベストメンバーで何が何でも勝ちに行 […]

アジア3次予選 北朝鮮戦展望

日本が26年ぶりに北朝鮮の平壌に乗り込んでの試合ということで、かつてなく注目が集まっている北朝鮮戦。でも、展望としてはある意味前回のタジク戦よりも予想が困難ですね。 北朝鮮の出方としては、まったく疑う余地はありません。 予選敗退が決まっていても日本との試合は特別。不倶戴天の敵国を人民で埋まった金日成競技場に迎え撃ち、90分間最高の準備と集中力で、90分間プレスをかけまくってくるでしょう。 予選突破 […]

アジア3次予選各グループの動向

日本とウズベキスタンが前評判通りに予選を突破し、さらに余裕の左うちわで恒例になった各グループの動向をおさらいしてみましょう。 まずはグループA。ここまで3戦全勝で来ているヨルダンが、シンガポールにも2-0で勝って予選通過を決めました。ここまでのデータを見ても失点がわずかに1という堅守ぶりで、最終予選における台風の目になる可能性は高そうです。2位争いについては、中国が予定通り(?)イラクに敗れて勝ち […]

「大木サッカーで6連勝」J2第35節 京都サンガ-東京ヴェルディ

実は関西圏の住人にとって京都サンガは、毎試合KBS京都様が生中継をしてくれるおかげで唯一地上波でいつも試合を見ることができるチームだったりする。が、この時間はいつもBSのJ1や海外組の試合とかぶったりするので、試合を見るのは久々。 で、その京都だが、しばらく見ないうちにいつの間にか平均年齢が一回り下がっていて、懐かしの大木サッカーが全開だったので驚いた。 その大木スタイルの徹底ぶりは呆れるほどで、 […]

「ピッチとは正反対の盤石」ブラジルW杯アジア3次予選 グループC タジキスタン-日本(0-4)

今度こそ予想通りに、失うものが無いタジキスタンは試合開始からノビノビと本来のプレイを見せてロングボールからセカンドボールを拾う狙いを遂行し、無失点の時間帯にポストを直撃する強烈なミドルシュートを放つなど、後半の終盤まで運動量が落ちずに北朝鮮やウズベキスタンに対して0-1の接戦を見せた実力がフロックでなかった事を証明した。 そんな相手に対して、前半こそなかなか得点が挙げられずに苦しみはしたものの、要 […]

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