2011年11月

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「細貝はガットゥーゾの道を歩む?」ドイツ・ブンデスリーガ第14節 アウグスブルク-ヴォルフスブルク

長谷部と細貝がともに先発になった日本人ダービーは、互いにガッチリ守りを固めてのゴリゴリフィジカルサッカーとなった。 勝つにはそれしか方法がないアウグスブルクはともかく、前節に快勝したヴォルフスブルクまでもがアウェイとは言えここまで守りを固めて来るとは少々驚かされた。 何しろ、普段の試合であればほぼ自由にボールが持てるアンカーの細貝に対して、マンジュキッチやサリハミジッチといった攻撃的な選手が常にチ […]

「絵に描いたような辛勝」イタリア・セリエA第13節 シエナ-インテル

長友が欠場している間もインテルの試合を見るほどヒマではないので(笑)、久々の観戦となったわけだが、しばらく見ない間にあちこちが変わっていてちょっと驚いてしまった。 まず、フォーメーションがパッツィーニ1トップの4-3-3になっていたし、長友と同サイドの右ウイングがアルバレスになっていて、CBにラノッキアが復帰してサムエルとのコンビになっていた。どうやらスナイデルとルシオは怪我で、ミリトはターンオー […]

「かろうじて第一関門クリア」ロンドン五輪アジア最終予選 日本-シリア

昨日は個人的なイベントで酒が入った状態での観戦でところどころ記憶が曖昧なので印象のみの感想で。 結果については、試合を実際に見る前に居酒屋に置いてあったテレビのニュースで知ってしまったので(笑)、かなり苦戦である事は既に知っていたのだが、日本の内容としては点差ほどには悪くなかったように思った。 アウェイバーレーン戦ではしっかり足にボールがついていなかった扇原も、日本のピッチでは安定したパスを配給で […]

「優勝争いは最終節へ」J1第33節 柏レイソル-セレッソ大阪

名古屋とガンバの結果次第では、ホームで優勝の可能性があったレイソルだが、セレッソとの試合は1-1のドローで終わり、優勝争いは最終節までもつれ込むことになった。 試合の方は、互いに攻撃力を持ち味にしているチームだけに、真っ向勝負の攻め合いという感じで、前半はセレッソが相手に囲まれてもしっかりとボールを収められる清武を中心にスピードのある攻撃を仕掛け、酒本の攻撃参加などで柏ゴールを脅かす。 逆に柏は、 […]

ロンドン五輪最終予選 シリア戦展望

明日は個人的なイベントがあって、多分酔っ払って帰ってくるのでその日のうちに試合を見られないかもしれませんが、一応試合の展望は書いておきます。 現在、グループリーグはシリアとは勝ち点6で並び、得失点差で1ビハインドで2位につけている日本としては、シリアとの2戦では1勝1敗、最悪1勝1敗でも2試合の得失点差で上回る必要があります。逆に言えば、それ以外の2分けや1分け1敗以下では、かなり五輪のストレート […]

「欧州では運がないドルトムント」欧州CLグループF アーセナル-ボルシア・ドルトムント

既にニュースで結果を知ってしまってから見た試合だけど、改めてチャンピオンズリーグでのドルトムントは運が無いなと思わされる結末だった。 試合の序盤はドルトムントのペースで、最近の好調を反映してアーセナルの縦パスをカットしては香川を中心に前線が飛び出してパスをつなぎ、アーセナルゴールを脅かして行く。 ところが、24分に守備の要であるベンダーが相手の足を顎に受けて骨折し、28分にはゲッツェが足に違和感を […]

ロンドン五輪最終予選 各グループの途中経過

バーレーン対日本の翌日に行われた、マレーシアとシリアの試合で予定通りにシリアが勝っちまいやがったので、あんまりうちわを扇げる状態じゃないですが、ひとまず各グループの途中経過を。 まず、韓国が中東包囲網に遭っているグループAでは、カタールが韓国に引き分け、サウジがオマーンに完敗し、韓国が勝ち点4で首位は保っているものの、以下勝ち点1ずつで3チームが連なったカオス状態です。特にサウジは、A代表同様のス […]

「2人が乗り越えるべき壁」ドイツ・ブンデスリーガ第13節 シュツットガルト-アウグスブルク

昨日はインテルのCLの試合を見ようと思っていたのだが、これがまさかの録画ミス。なので、細貝が先発して岡崎が途中出場だったこの試合を観戦。 細貝はこの試合でも4-1-4-1のアンカーで、あまり攻撃には参加せず、主にバイタルエリアをカバーして侵入してくる相手をマークするという仕事を忠実にこなしていた。 攻撃面でも、シュツットガルトがカカウとポグレブニャクという守備をする2トップで固めた4-4-2にして […]

「バーレーンのGKさまさま」ロンドン五輪アジア最終予選 バーレーン-日本

五輪にストレートインの首位通過を目指す上で、絶対に勝ち点3が必要なアウェイバーレーン戦で、2-0という勝利を挙げたという結果については申し分ない。しかし、内容に関してはよくこれで2点取れたな、というぐらいに危ういものだった。 試合は、序盤から予想通りバーレーンが攻勢に出て来て、ひたすらロングボールを前に蹴り込んではセカンドボールを激しく拾いに来る中東式キックアンドラッシュ戦法で、日本の選手は芝が長 […]

ロンドン五輪最終予選 U-22バーレーン戦展望

今晩11時半から始まるU-22バーレーン戦の展望ですが、いつも以上に読めない点が多くて困ってます。 まず、ご存知のようにバーレーンは現在、「アラブの春」に連なる政治動乱中で、代表からはシーア派の有力選手が追放され、しかしその穴埋めをするように、U-22から5人の選手がA代表に選ばれ、3次予選ではイラン相手に引き分けるなど、経験を着実に積んでいると言われています。 一方で、U-22にいたシーア派の選 […]

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