「ドルトムントは痛い引き分けスタート」欧州CL グループF ボルシア・ドルトムント-アーセナル

香川のチャンピオンズリーグデビューとなったホームでのアーセナル戦は、22本のシュートを放ちながらも1点しか取れず、ドローでのもったいないスタートとなった。
この試合ではサヒンが抜けてからなかなか機能しない中盤にメスが入り、ギュンドアンの代わりにケールが入り、ベンダーとコンビを組む形になった。
ギュンドアンがやたらと攻め上がりたがってゲッツェや香川のスペースを潰していたのに対し、ケールは比較的動かずに役割が整理され、アーセナルが香川に密着マークを付けなかったのもあるが、ドルトムントのパスワークはリーグ戦よりもかなりスムーズになっていた。
完璧に裏を取った香川の吹かしたシュートや、スルーパスからレヴァンドフスキがシュートを放つがこれもブロックされるなど、ドルトムントがチャンスを決められないまま、前半の終りにケールの弱い横パスをカットされてファン・ペルシに先制点を許してしまうのだから物事はなかなかうまく行かない。
後半になるとアーセナルががっちり引いて守り、狭いバイタルエリアの中でも何とか香川がボールをつないでチャンスを作ろうとするが決定機までには至らず。ドルトムントはゲッツェをボランチに下げて、ぺリシッチとブワスチコフスキを入れてさらに攻撃的な姿勢になるが、ゲッツェがボールを捌くよりも突っ込んでいく事のほうが多いので、余計にボールが引っかかってリズムが作れない。
ようやく、後半43分にFKからのボールをペリシッチが見事なダイレクトボレーを決めてドルトムントはかろうじて命拾いをした格好になった。
香川のプレイ自体は、マークがきつくなかったのもあってそれなりにキレがあったように思うが、最初の決定機は好調時なら落ち着いてトラップしてからコースを狙って決めていたようなボールだし、今はあまりにも前に張りすぎていて、攻撃が全て香川経由だった昨シーズンからすると、物足りない内容になってしまっているのは確かだ。
それらはコンディションというよりもメンタル的に焦っている面が大きいと思うし、おそらく1点取れば落ち着いてプレイ出来るようになるのではないかと思う。ミスから失点したとは言え、ケールのボランチ起用は悪くなかったので、これからチームも香川も調子が上がってくればいいのだが。

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