なでしこジャパン・チャリティーマッチの注目点

今晩は、なでしこジャパン対なでしこリーグ選抜のチャリティーマッチが行われます。
当然ながら、選手やスタッフにとっては、目前に迫ったロンドン五輪アジア最終予選に向けてチームの完成度を見る重要な試合ではあるのでしょうが、個人的にはそういう面よりも、今後日本の女子サッカーが右肩上がりの成長曲線を描いていけるのか、という部分にやっぱり注目してしまいます。
ドイツ女子W杯での優勝以来、なでしこジャパンの選手はメディアにほぼ出ずっぱりで、昨日の国民栄誉賞授与式でメディア露出という部分ではピークに達した感はあります。しかし逆に言えば、ここがアピール度で言えば頂点であって、後は徐々に下がっていくだけ、という見方も出来てしまいます。
一般大衆とは飽きっぽいものであり、既になでしこジャパン騒ぎはお腹いっぱいという思いをしている人もいるかもしれません。今回のチャリティーマッチも、平日の悪天候というのも影響してか、まだ当日券が余っている状態です。
しかし不必要に悲観する必要はありません。バブル効果がそっくりそのまま定着するなんてのは、どんな場合にもあり得ない事ですし、ここから着実に積み上げる努力こそが大事なのです。
その意味で、日本女子サッカーがこれから発展する上で必要なのは、まずは何はさて置いてもアジア最終予選を突破すること。そして第2は、澤選手の次世代を担って行ける、新たなスターを育てることでしょう。
ドイツW杯での惨敗で地に落ちた代表人気を再び持ち上げてきたのは、オシムの尽力や南アフリカW杯でのベスト16という部分も大きいですが、何より北京五輪組を中心とした選手が海外移籍などで世界に通用する実力を身に付けたことに尽きるでしょう。
また、リーグの発展という部分でも、今のINAC神戸だけが注目度も実力も一人勝ち状態のままでは、地域に密着した人気の獲得は望めません。
そういう意味で、ほっといても注目を浴びるであろうなでしこジャパンの選手よりも、なでしこリーグ選抜のほうの選手に、代表に追いつき追い越せる選手がいるかどうかという部分についても、私は注目してみたいと思います。

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