夢と自信がブラジルへのキーワード

昨日は、月末のキャンプやその他もろもろの用事が重なって夜は忙しく、あまりゆったり観戦する時間が取れそうになかったので、スカパーで録画しておいた「欧蹴サッカー開幕SP~サムライの挑戦~」という特番を見ておりました。
その中で、今や日本人選手のビッグ3とも言える、香川・本田・長友の談話場面があったのですが、彼らが口を揃えて言っていたのは、メンタル面で自信を持つことの重要性でしたね。
香川は、今は自信を持ててDFとGKを冷静に見ながらゴールを狙えるようになったと言ってましたし、本田はCLの決勝トーナメントでセビージャ相手にゴールを決めた事が自信になっていると語り、長友は中村との対談(そのうちフルバージョンがどこかで放送されるのかな?)で、最初はビッグクラブとスターだらけの重圧に押しつぶされそうになったけど、気持ちに余裕を持てるようになって自分のプレイが出来だして自信につながったと話していました。
そして、自信といえばなでしこジャパンのW杯優勝もそうです。
ドイツに勝った事で確固とした自信を身につけた彼女らは、負けたイングランド戦とは見違えるような素晴らしい内容でスウェーデンを圧倒、決勝ではアメリカに2度もリードを奪われながら、誰も下を向いてしまう事無く驚異的な粘りでPK戦まで持ち込みました。
男女ともに、もう日本選手がしっかりと自信を持って戦えば世界とある程度互角に戦える事が判明しつつある以上は、トップ選手が獲得しているその自信を、どれだけ他の選手に浸透させていけるかがブラジルW杯に向けての最も重要なポイントになる事は疑いありません。
ザックは、岡田監督との対談イベントではっきりと優勝を目標にするということを公言しましたが、トップが世界一を目指し、代表でも海外組が多数を占める状況になって来ている現状では、Jリーガーはこれまで以上に高い志とモチベーションを持てないと、彼らに置いてきぼりを食らうことになってしまうでしょう。と言うか、既にザックはその違いが見えてしまっているのかもしれません。
これからさらに、Jは夏の過密日程の影響で選手にはきつい闘いが待っていると思いますが、それを言い訳にはせずに危機感を持って頑張ってもらいたいものです。