国際親善試合 ドイツ-ブラジル(3-2)

現在のFIFAランキングでは、ドイツが3位でブラジルが4位ではあるのだが、ドイツホームの試合ということを差し置いても、ドイツの充実ぶりが際立っていた内容だった。
ドイツのサッカーは、とにかく全員がパスコースを作るように動いて、その中をツータッチの早いパスでつないで行くというもので、シュヴァインシュタイガーとクロースのボランチは遠藤のような繊細な縦パスこそ出せないものの、その分をフンメルスがドルトムントと同じようにビシビシとビルドアップのパスを通し、序盤から完全にブラジルを圧倒していた。
そしてパス回しを続けてサイドにフリーの選手を作って、最後はゲッツェやポドルスキが勝負するという狙いなのだが、前半はゲッツェの惜しいシュートこそあったものの、あまりにパスを回すことだけに腐心しすぎて、中をガッチリ固めて耐えるブラジルから得点を挙げることが出来なかった。
ドイツは後半からクローゼとシュールレを投入したが、これが功を奏して今までは2次元パスサッカーだったドイツの攻撃に、クローゼへのアーリークロスやハイボールという3次元の展開が加わるようになり、ブラジルがドイツの攻撃になれて徐々にスペースが出来てきた分、ドイツにチャンスが増え始める。
ブラジルのカウンターからパトの決定的なループシュートが外れて助かった直後、ドイツは右サイドの崩しからボールを受けて突っ込んだシュヴァインシュタイガーが倒されPK。6分後には、縦のパス交換から抜けだしたゲッツェがGKを交わす動きから流し込んで2点目。
ブラジルは2点目を入れられてからようやく前に出るようになり、ダニエル・アウヴェスがややお情け気味のPKをもらって1点差に迫ったのだが、80分に自陣での競り合いで結局はシュヴァインシュタイガーにボールを奪われ、シュールレに決められるという情けない展開。ロスタイムにネイマールが豪快なゴールを決めたが、内容も結果も冴えない試合であったことは間違いない。
ドイツは確かに強かったんだけど、ミュラーの位置にもし香川がいれば、もっとゴール前でのアイデアや緩急の変化が増えてゲッツェも輝くだろうと思ったのは私だけだろうか(笑)。まあ、それが贔屓目であることは間違いないけど、この試合を見てさらにCLでのドルトムントが楽しみになったよね。

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