女子ワールドカップ決勝、日本対アメリカの展望

さて、日本中を興奮の渦に巻き込んでいる女子ワールドカップの決勝が、いよいよ今日の深夜に行われます。と言うわけで、恒例の試合展望をちらりと。
アメリカのサッカーと言えば、4-4-2のゾーンでフィジカルにまかせてプレスをかけまくり、ボールを奪ったらとにかく速く大きく前線へと運ぶスタイルが思い起こされますが、女子でもこれは全く同じ構図です。つーか、クラブW杯に出てくるアメリカのクラブもそうですし、アメリカのサッカーファンはこんなにバリエーションが少ないのに不満は持たないのかとさえ思ってしまいますよね(笑)。
その要となるのが、何と身長181cmという、日本の男子でもなかなかいない高さを誇るワンバック。かつては澤とチームメイトだった選手で、フランス戦でもCKからビアホフのようなゴールを決めてますし、過去国際試合で120以上のゴールをしている化物ですが、彼、いや彼女をいかに自由にさせないかが肝要になって来ます。
とは言え、ボールを持たれたら多分日本の選手ではどうしようもないので、ワンバックへのボールをいかに遮断するか、つまりアメリカのボールホルダーに対して常時プレッシャーをかける必要があるでしょう。その点からすると、日本はスウェーデン戦と同様に前線の運動量を重視した先発メンバーを組む可能性が高いような気がします。
もっともそれはアメリカも同じで、日本がボールを持つと得意の2ラインディフェンスが怒涛の押し上げを見せ、日本のDFやボランチに対して徹底的にプレスをかけて来るでしょうから、日本はとにかく相手の出方を見ながら大きく蹴り出す時やパスをつないで組み立てる時の選択を誤らない事ですね。
あと、ハイプレスチームに共通の弱点として、プレスをかいくぐられてしまうと結構もろいというのがあります。男子アメリカが6/4スペインと対戦しましたが、いったんDFラインを破られるパスを出されてしまうと、アメリカの守備陣がゾーンのまま下がろうとするので、後ろから攻撃参加してくるスペインの選手がほぼフリーの状態になっていたおかげで0-4で惨敗してしまいました。
日本のサッカーも前からのプレスと囲い込みが生命線なので、決勝はどちらがよりハードワークを保てるか、守備の集中力を切らさないかといった点が試合のポイントになるのは確かでしょう。
世界ナンバーワンの実力を持つアメリカに勝つのはそう簡単なことではありませんが、是非ともワールドカップを日本に持ち帰ってもらいたいものですね!

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