ツール・ド・フランス2011 第12ステージ

今大会最初に訪れた山場、ツールマレーとリュザルディダンの超級峠が連発しての頂上ゴールという難関ステージでしたが、ここで大きく総合に動きが出ましたね~。
連日の落車の影響からか、ツールマレーへの上りで早くもヘーシンクやトニ・マルティン、ヴァンデヴェルデといった各チームのエース級が遅れてしまう厳しい展開に。
そんな中でも、エヴァンスやシュレック兄弟、コンタドールといった優勝候補に、ひっそりとバッソ、そしてフランスの期待を一身に集めるヴォクレールはしっかりとメイン集団をキープしながら、いよいよ最後のリュザルディダン頂上ゴールへ。
メインは逃げグループを徐々に吸収しつつ、レオパード・トレックチームがメイン集団を牽引していましたが、残り7km地点からサンチェスがアタック、しかしまだ有力どころは動かず。
そして4km地点でアンディ・シュレックがアタック。これにコンタドールは素早く反応したものの、バッソ、フランク・シュレックと連続でアタックがかかる波状攻撃の前に、だんだん追いつく動きにキレが無くなって行くコンタドール。
最後にフランクがアタックをかけると、他のライバルは動けずにフランクが単独で抜け出し、前を行く2人に追いつこうとする勢いで好調ぶりを見せつけます。
コンタドールは、2番手集団の中でのラストスパートにもついて行けず、結局先頭からは40秒の差をつけられてのゴール。これまで失ったライバルたちとの1分40秒という差に、さらに20秒のビハインドを負うことになってしまいました。残りの頂上ゴールはあと2回、エヴァンスのTTでの強さを考えるとその中で2分以上の差をつけなければならないわけで、残念ながら連覇には完全に赤信号が点ったと言えるでしょう。
そこで注目が集まるのがシュレック兄弟の方針。本来は弟のアンディがエースですが、総合では27秒の差をつけてフランクがリードしており、今の調子を考えるとフランクがエースに昇格する可能性は十分にあります。しかしそれは、ライバル達にとってはマークすべき相手が分断されてしまうことになり、エヴァンスにとっても難しいかじ取りが要求されます。
ヴォクレールもマイヨジョーヌをしっかり守りましたし、今日は下りゴールとは言え、オービスク峠を控えた戦いが楽しみですなあ。
Sサンチェスがツール初勝利 遅れたコンタドール マイヨ堅守のヴォクレール | cyclowired

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