2011年6月

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「無得点こそが収穫?」キリンカップ2011 日本-チェコ(0-0)

ペルー戦に引き続いて、結局キリンカップをスコアレスのままで終わってしまった事で不満を覚える人は多いかもしれないが、それだけペルーやチェコが最後まで集中力高く試合をやってくれた証拠であり、まずはそれが一番の収穫ではなかったかと思う。 以前であれば、日本で行う親善試合だと、アルゼンチンは比較的真面目に試合をしてくれたが、特に欧州勢については散々で、2009年のキリンカップで来日したペルーとベルギーがろ […]

「新旧交代のイングランド」ユーロ2012予選グループG イングランド-スイス(2-2)

イングランドとしては、ウェンブリーでのホーム戦ということで是が非でも勝ち点3が欲しかった試合だったが、結果的にみすみす勝ち点2を失う試合をやってしまった。 イングランドは”植毛”ルーニーが出場停止で、左からミルナー・ベント・ウォルコットという3トップの4-3-3で臨んだのだが、これがさっぱり機能しなかった。 もっともそれは前線のせいだけではなくて、CBにはテリーとリオ・ファーディナンドが復帰はした […]

「今度こそは本当の3-4-3で」キリンカップ・チェコ戦展望

前回のペルー戦からかなり時間が空いたような気がしますが、ようやくチェコ戦が明日に迫ってきましたね。 選手やセルジオ越後氏の意見では、あまりシステムをどうこう言うなと釘を刺されてはいますが、やはり前回はあまり機能しなかった3-4-3という戦術が、おそらく現時点でのベストメンバーになるであろう明日のスタメンで、どれぐらい威力を発揮するかという点は外せないところでしょう。 そもそも、Jリーグ選抜との試合 […]

「ジキルとハイド」U-22親善試合 日本-オーストラリア(3-1)

この試合については、既にスポナビで小澤氏が興味深い戦評を書いているが、それをあらかじめ読んでいたのもあるのか、日本がそれほど内容で負けたとは思わなかった。 確かに、前半の20分までの日本は酷いものではあった。DFラインがきちんとトップの選手を抑えられず、バイタルエリアに侵入してくるオーストラリアの選手を中盤がチェックできないためにどんどんとパスを通され、そこからサイドに展開されては連続攻撃を食らう […]

宇佐美のバイエルン移籍は不安がいっぱい

昨シーズンから、バイエルンが宇佐美の獲得を狙っているとの報道はありましたが、とうとう移籍の話が具体的に出るようになりましたね。 この報道でちょっと意外なのが、まず最初は1年間のレンタル移籍というところと、移籍金が3億円になるという部分で、12年までのガンバとの契約が切れるまで待つのなら3億円という金額を積む必要は無いですし、レンタルだと宮市のように他のクラブへのレンタルという形にするには難しいでし […]

「課題が出てこそ親善試合」キリンカップ 日本-ペルー(0-0)

南米選手権への出場が無くなり、アジア3次予選まで残り3試合という貴重な条件でのペルー戦。日本は予想通り3-4-3の布陣で、両サイドには安田と西が入り、3トップは左から岡崎・前田・関口というサブメンバー主体の先発となった。 試合が始まってみると前半の日本は全く攻撃が機能せず、DFラインと中盤でのパス回しは岡田ジャパン以前のようなつまらないミスは起こらなかったものの、中盤から前へのパスが良いタイミング […]

ペルー戦は国内組の底上げに期待

さて、いつの間にかA代表ペルー戦の日がやって来てしまいましたね。 南米選手権がご破算になって、アジア3次予選への準備として重要な位置づけになってしまったキリンカップですが、それでもペルー戦については国内組の底上げに費やしてもらいたいと思っています。 ACLで鹿島・ガンバ・名古屋がベスト16で敗退し、リーグ戦でも調子が出ていないのを見ると、確かに震災やケガ人の影響が大きかった部分はあるでしょうが、そ […]

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