「宮市の今季は壁にぶつかって終了」オランダ・エールディビジ第34節 フェイエノールト-NEC(1-1)

いや~、それにしてもコンタドールは強いね・・・ってそれは自転車のジロ・デ・イタリアの話で、昨日はシチリアの活火山、エトナ山へとゴールする注目のステージだったのでほぼそっちをテレビ観戦。
で、もう1.5倍速でも1試合見るのはきついなと思ったら、フェイエの試合で宮市が前半だけで交代してしまったというのを聞いて、宮市が出ている時間だけ見ることに(笑)。
まあ前半で交代したわけだから宮市の出来は推して知るべしで、アウェイで12分に先制してしまったNECががっちりと組織的に守る形が延々と続き、宮市は縦のコースを完全に切られていてほとんど前を向かせてもらえなかった。
当然、フェイエの中盤にパスセンスなんか期待できないので、相手を背中に背負ってキープや反転が出来るフィジカルがない宮市自体の動き出しの鋭さも徐々に鈍くなり、さらにボールがやって来ないという悪循環。
たまに前を向いてボールを運ぶ場面はあったのだが、よーいドンで1人の選手は抜けても、前のコースにカバーが入ってスピードダウンしてしまうと、打つ手がまたぎフェイントからバックパスやふんわりクロスしかないので、相手としても対処がしやすい。
まあ、いくらフェイエのサッカーがどうしようも無いからと言っても、黒人選手と比べるとまだ紙のようなフィジカルしかない18歳の日本人を、ここまで試合に使ってもらってくれているのだから感謝するしか無いんだけどね。来期はまだアーセナルに戻るのかどうかは不明だけど、今アーセナルに行ったところで出番などあるはずは無いから、まだフェイエにいたほうがいいかとは思うんだけどね~。