「岡崎2点目のアシスト?」ドイツ・ブンデスリーガ第30節 1FCケルン-シュツットガルト(1-3)

何とか今のところ降格圏外とは言え、17位のザンクトパウリとはたったの勝ち点2差という崖っぷちにいるシュツットガルトは、上位のケルンとアウェイで対戦。岡崎はこの試合も左ウイングとして先発。
試合は残留争いチーム同士の試合らしく、画面からガツガツと音がしてきそうな激しいフィジカルコンタクトがしょっぱなから繰り広げられれ、前半はごくたまにこぼれ球がシュートになる場面ぐらいで、ほぼ中盤でボールが行ったり来たりする内容に終始。
しかし後半開始早々に、ドリブルで持ち上がったトレシュがスーパーロングシュートを決めると、その2分後にはクロスを岡崎に一瞬見えた別の選手(笑)が頭で逸らせたところにハルニクが飛び込み、シュツットガルトが電光石火の勢いで2点を奪ったことで、試合の趨勢は一気に傾いてしまった。
そして63分には、ホームのケルンには厳しい判定でシュツットガルトにPKが与えられ、これで試合はほぼ決まり。後はケルンの攻勢も1点どまりに終わり、シュツットガルトが残留争いの上で非常に大きな勝ち点3をゲットした。
岡崎はこの試合でも激しくサイドを上下して攻守における潤滑油として活躍。前半に味方と交錯してシュートを打てなかった場面など、惜しいチャンスは何度か作ったがまたもゴールは決められず。まあ、岡崎が点を取るのは遠藤や本田などパスセンスのある味方がゴールに近い位置にいて、岡崎の反応に合わせてくれるお膳立てがあってこそなので、どちらもあまり期待出来ないシュツットガルトでは難しいんだけどね(苦笑)。
まあ、今後のシュツットガルトの対戦は上位との対決が多いので、岡崎の献身性はまだまだチームにとって必要になるだろう。とにかく頑張れ。