「初フル出場も守備は合格、攻撃はまだまだ」イタリア・セリエA 第26節 インテル-カリアリ(1-0)

ミッドウィークにCL大一番のバイエルン戦を控えているとあって、この試合のインテルは開始直後の7分にハルジャのシュートがオフサイドポジションにいたラノッキアに当たってゴールというラッキーで先制点を奪うと、後は省エネモードに切り替わって長友にとっては難しい試合になってしまった。
それでも、前半は果敢なオーバーラップを何度か見せて攻撃のアクセントにはなったが、やはりパターンが縦に抜けてからのクロスなので、省エネ状態の前線にはパッツィーニしかいないので点になってくれない。マイコンのように中に切れこんでからワンツーやドリブルでPA内まで入り込んでからボールに絡むようなプレイが出てこないと、インテルの目指す両翼からの攻撃という強みにまでは至らないように思う。
また、ポジショニングにもまだまだ課題があり、最初から高い位置取りをしたがるので、パスが来たときには既にプレッシャーをかけられている事が多く、そこで内田のように縦へと早いタイミングで出せないので余裕のない状態で後ろに戻すしか無くなってしまう。そして毎回犬のようにオーバーラップを仕掛けるのはいいのだが、あんまりマイコンが長友とのバランスを取る気がないみたいなので(笑)、戻りが遅くなって危ない場面が何度か見られた。
ただし守備はかなり連携が取れて良くなっており、この試合でも長友のサイドからはっきりと崩された場面はなく、前半終了間際には見事なクリアを見せるなど、安定感は大分向上して来たように思う。後半途中からインテル、特にマイコンが疲れてカリアリに押されていた時でも、長友だけは同じスピードとオーバーラップを見せていたので、意識の押し上げという面でも隠れた貢献になっていたように思う。
そのマイコンは、試合終了間際にわざとイエローをもらうようなプレイをして次節はおそらく出場停止。チーム自体もバイエルン戦で疲弊度はMAXになっているだろうから、長友がどれだけ攻撃で貢献できるかが問われる試合になりそうだ。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする