リティでヴォルフスブルクは復活するか?

今朝方、今季はブンデスリーガで低迷していたヴォルフスブルクのマクラーレン監督が解任されるというニュースが飛び込んだ。そして、新監督はアシスタントコーチをしていたリトバルスキーが就任との事。
言うまでもなく、リティは日本語がペラペラで選手時代から日本に縁の深い人物だが、こと監督としての能力については、アビスパの低迷時代を始めとして、最近のイランやスイスのクラブでも全く結果が出せていない。
リティの指導や采配がどうだったかは、アビスパサポーターの方が書いたブログを見てもらうのが手っ取り早いだろうが、個人的には非常に頑固で融通がきかない監督なのかな、という気がしている。
彼が監督をしていた横浜FCやアビスパの試合を見る限りでは、守備についてはSBが高い位置に上がる割にはCBが低めで、どんなボールが来てもまずはCBが1対1でのマークで打ち勝つことが要求され、ボールの動かし方はダイアゴナルの強いグラウンダーが中心で、まさにドイツサッカーそのまんまのスタイルでやろうとしていた事が強く印象に残っている。
おそらく、名古屋のようにリーグの中でも選手の質が揃っているチームであれば、1対1重視とワイドなパスワークは強みを発揮するのだろうが、J2の横浜FCやアビスパでそれをやるのはどうかと思っていたら、案の定チームの成績が降下して退任する羽目になってしまった。
そのリティがヴォルフスブルクの監督になってどうなるか、という話だが、選手との確執を厭わないタイプの監督だけに、グラフィチやジョズエ、ジエゴといったブラジル人気質と合うのかという心配がある。長谷部の起用が増える可能性が高まるのは嬉しいが、ジェコが抜けて得点力がガタリと落ちたヴォルフスブルクではグラフィチの決定力が必要不可欠だし、守備をしないグラフィチやジエゴに多くボールを集めるためにも、よりコンパクトなサッカーを形作らなければいけない。これは、相当なベテラン監督であってもかなりハードルが高い条件である。
ヴォルフスブルクの順位は現在12位とは言え、プレーオフ圏のケルンとはわずか勝ち点1差、降格圏のシュツットガルトとは勝ち点3の差しかない。下手をすると、長谷部・岡崎・槙野が揃って2部落ちという事態だって有りうるのだ。そういう悪夢にならないためにも、リティ監督への不安が杞憂に終わってくれることを願うばかりである。

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