2010年12月

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「これでは本田の方が移籍を遠慮しそう・・・」イングランド・プレミアリーグ リヴァプール-ウォルバーハンプトン(0-1)

ホジソン体制になってから、ELでは決勝トーナメントへと駒を進めたものの、リーグでは相変わらず一進一退で調子が出ないリヴァプールだが、現在リーグ最下位のウルヴズに対し、なんとホームで敗戦という情けない今年の締めくくりとなってしまった。 リヴァプールはこの試合からジェラードが復帰したのだが、自慢のロングパスにも精度を欠いて調子がいまいちぱっとせず、DFはウルヴズにプレスをかけられてバックパスをしてはレ […]

「FC東京のジキルとハイド」天皇杯 準決勝 鹿島-FC東京(2-1)

J2への降格が決まったしまったFC東京は、天皇杯でリベンジすべくここまで勝ち上がってきたが、結局リーグ戦と同じような課題を露呈しての敗退となってしまった。 前半の30分までは、試合のペースは完全に鹿島のもので、東京は鹿島のプレスと激しい当たりの前にロングボールを蹴るだけの攻撃になり、そのボールも平山がほとんどキープすることが出来ず、鹿島が得点を決めるのも時間の問題かと思われた。 ところが左サイドに […]

「中盤の差がはっきり出てしまった」イングランド・プレミアリーグ アーセナル-チェルシー(3-1)

ここまで5試合と調子が落ちているチェルシーだったが、首位争いのライバルであるアーセナルにも完敗に終わってしまった。 試合は、ホームのアーセナルが終始高い位置からボールホルダーにプレスをかけて、チェルシー得意の速い攻撃を許さず、前半はチェルシーにわずか2本しかシュートを許さない集中力が見事だった。 チェルシーは、個のフィジカルとキープ力で一応ボールはつなぐのだが、常にアーセナルの選手がプレッシャーを […]

「もったいない山形」天皇杯準々決勝 清水エスパルス-モンテディオ山形(1-1PK5-4)

勝負には負けたとは言え、108分までの展開、内容を考えれば山形のものであった事は間違いないだけに、もったいないと言うしか無い試合だった。 試合は序盤から清水がボールを完全に支配するものの、山形はゴール前にがっちりと守備を固め、サイドを崩されても中がきっちりとヨンセンの高さを封じて決定的なチャンスを作らせず、カウンターやセットプレイで勢いを自分たちに取り戻すしぶとい試合運びで、前半は山形にとっては狙 […]

「フィンケサッカーの不幸を象徴する試合」天皇杯準々決勝 ガンバ大阪-浦和レッズ(2-1)

ここまで勝ち残ってACLへの希望を残していた浦和だったが、延長の末にガンバに敗戦、フィンケ監督とポンテ、細貝にとってはこれが浦和での最後の試合となってしまった。 フィンケ監督の目指すサッカーは、選手同士の間隔を5m程度にまで縮め、その中で早いパス回しをして崩していくサッカーなのだろうけど、フィンケ監督にとって誤算だったのは、それが日本では決して珍しくないタイプのサッカーであり、かえってドイツの伝統 […]

「チームも長谷部もピンチは変わらず」ドイツ・ブンデスリーガ第17節 ヴォルフスブルク-ホッフェンハイム(2-2)

もう既にこのチームの試合を見ることが苦痛になって来て久しいのだけれど、他に見るべきものがないので仕方なく見たら、相変わらずの内容で欝なクリスマスとなったのであった(笑)。 4-3-1-2のヴォルフスブルクは、グラフィチがケガのためマンジュキッチが2トップの一角に入ったのだけど、彼もまたあまり守備をしないので、ヴォルフスブルクは4-3の7人だけで守っている形になり、それも全く連動せずに誰かがアタック […]

アジアカップのテーマは、「守備の世代交代」

世間は当然クリスマス・イヴの真っ最中ですが、新年早々のアジアカップに出場する日本代表が選出されましたね。 http://www.sponichi.co.jp/soccer/japan/2011/a_member/index.html 当然ながらこの中では唯一の初選手である李選手に注目が集まってますが、今まで選ばれていたメンバーの中では、玉田、中澤、栗原、釣男、金崎、米本、駒野、大久保といったところ […]

来年の日本代表を占うキーワードは?

欧州リーグはクリスマス休暇に突入し、天皇杯も25日まで試合が無いとあって、サッカーファン的には今が最も暇な時期ですよね(笑)。 なので、昨日はスカパーフジでやっていた「サッカー日本代表TV」を見ていました。 内容的には、ほぼ男女で金メダルを獲得したアジア大会の話がメインで、U-21代表の関塚監督と、なでしこジャパンの佐々木則夫監督が出演しておられました。 アジア大会男子には、候補として挙げた50人 […]

「アジアカップで最も警戒すべき選手」イングランド・プレミアリーグ マンチェスター・シティ-エヴァートン(1-2)

久々にイングランドプレミアリーグを見たのだけど、それにしてもシティのメンバーは凄い事になってるなあ。 いつの間にか、ダビド・シルバ、ヤヤ・トゥーレ、マリオ・バロテッリ、ミルナーといったバリバリの各国フル代表レギュラー選手がいるし、こんだけ揃ってるなら、別にテベスが出て行っても構わないんじゃないかと思ってしまうんだけど(笑)。 ただ、これだけ一気に新しい選手を入れてしまうと、ドイルでのシャルケと同様 […]

「ズーパー・ラウール」ドイツ・ブンデスリーガ第17節 シャルケ04-1FCケルン(3-0)

ドイツも、この17節がウインターブレイク前最後の試合。シャルケはここまで公式戦3連勝とようやく波に乗ってきてのホーム戦。 しかしシャルケは、守備面での連携は大分安定して来て4-4のゾーンを引いているうちはそれほど攻められても不安は無いのだが、いったん攻撃に出て陣形が崩れた後の対応に不安があり、この試合でも序盤はカウンター気味の攻撃から何度か崩されそうになる場面を作る不安定な立ち上がり。 ところが、 […]

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