「今回は長友は責められない」イタリア・セリエA第9節 チェゼーナ-サンプドリア(0-1)

まるでビデオを見てるかのような、前節に引き続いた今期3度目のロスタイムでの失点、しかも長友がサイドに張ってクロスを上げた選手のマークを完全に外していたとあっては、説教を長々としたくなるところではあるが、この試合ばかりはあまり長友を責める気にはなれないかな・・・
それと言うのも、DFと中盤でかっちりとスペースを埋めて守るサンプドリアの前に、チェゼーナの攻撃陣は完全に沈黙、ジャッケリーニは独りよがりなドリブルしかやらないし、ボグダニはマークに消されてほとんど出番は無く、前節は良かったヒメネスは狭いスペースで四苦八苦していた。
何よりずっと問題なのが中盤で、本来ならばアッピアーが中盤の底で締めるべきなのだが、アッピアーはかつてのどこにでも顔を出す運動量がすっかり影を潜め、右サイドでジョギングしながら攻撃に絡もうとするだけだし、コルッチはもともと2列目に近い選手なのに中盤の底で右往左往、パローロは重用されてるけど攻守共に凡庸だし、今のところ良い点を探すほうが難しい。
シーズン序盤は、ジャッケリーニとスケロット、ボグダニの調子が良かったので点が取れていたが、段々彼らが通用しなくなって中盤とCBの弱さがむき出しになってきてしまったと言う感じだね。長友も、まだ相手との間合いがあまりつかめてなくて、足の速さでごまかしているところがあるから、この試合のようなミスはどうしてもまだ出てくる。
そんな中で、チェゼーナは長友のオーバーラップから5割がたチャンスを作っていたのだから、攻撃に関しては言うことない出来だったと思う。チームも、徐々に長友が上がるところを見越してボールを集めてくれるようになって来たのも大きい。ただ、イタリアではJで決めていたような、角度が少ないところから切り替えしてのシュートはまず決まらないので、もうちょっと何か工夫が欲しいところだけどね(笑)。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする