「名将と凡将の差?」欧州CL グループG レアル・マドリード-ACミラン(2-0)

戦前は指揮官同士の舌戦が話題になった対決だったが、蓋を開けてみれば何て事も無くレアルの圧勝で、モウリーニョに対するアレッグリ監督の現時点での経験、能力差が露わになってしまった試合だった。
レアルが、Cロナウド以外の選手が運動量を惜しまずにミランの選手にプレッシャーをかけ続けていたのに対し、ミランはアウェイという事もあるのだろうが、イブラヒモビッチは前線で孤立して突っ立っているだけで、ボールがさっぱり回ってこないパトはただ走っているだけで存在感は無きに等しい状態で、そんな前線はもちろんだがミランは全体的に元気が無かったね。
何より酷かったのがロナウジーニョのプレイで、自分より3mもボールが離れてしまったら我関せずに歩いてしまう上に、レアルの中盤のプレッシャーから逃げてしまってボランチの位置でパス出し地蔵になってピルロとかぶってしまったりで、完全にミランのブレーキになってしまっていた。
フォーメーション図ではミランは4-3-3という形になっていたが、実質はパトとイブラヒモビッチの2トップに、ロナウジーニョがトップ下のようになってしまっていて、左SBのザンブロッタが広大なスペースとCロナウドを一人で見なければならないバランスの悪さで、ディマリアに決定力があればもっと大差がついておかしくない内容だったと言える。
ミランは、ボアテンクを入れてロナウジーニョを下げてからようやくチームが機能しだしていくつかチャンスを作りはしたが、それでもインザーギを右サイドに置いてゴールから遠い位置で仕事をさせたりで、最後までアレッグリ監督の采配には疑問を感じざるを得なかった。
まあ、ミランに年寄りが多いのは確かだけど、その分コンビネーションで上回っていてもおかしくないわけだから、新参選手を集めてここまで完成度の高いチームを作り上げてしまうモウリーニョの手腕が余計に際立ってしまうよね。今期はバルサの立ち上がりがいまいちな状態だけに、CLはもちろん、クラシコでの対決も楽しみだ。

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