「Jリーグ入り足踏み」天皇杯3回戦 FC町田ゼルビア-アルビレックス新潟(1-2)

Jリーグを目指すクラブを応援している身にとっては、現在Jリーグ入りが可能なJFL3位以内に入っていながら、スタジアムの改装計画が新しいJリーグ規格に届かない事が判明したという、成り行きが不透明な問題で2010年のJリーグ入りが消滅してしまったゼルビアが、どういうモチベーションになっているのかと心配していた。
しかし、ゼルビアは立ち上がりから積極的な高い位置からのプレスから、木島・勝又の2トップの飛び出しにあわせるスピーディーな攻撃を仕掛け、かえって選手がJクラブ打倒に燃えている勢いを感じさせた。
ところが、SBが上がってCBがサイドに寄った時に広大なスペースを突破されるピンチを作ってから、町田の攻撃に勢いがなくなってしまい、そこからは町田の左SB久利の周囲にぽっかり空いたスペースをマルシオ・リシャルデスが侵入、そこにSBの西が絡んで町田陣内で自由にボールを回すようになり、24分には逆に隙が出来た町田の右サイドを素早く突破され、クロスから田中の頭でまず失点。
その後も山のように新潟がチャンスは作るのだがなかなか追加点が入らず、前半終了間際に右サイドからのグラウンダーが田中の足元に転がり、これでようやく新潟が2点を取って前半を終了する。
ところが後半になると元鹿島の相馬監督のハッパが効いたのか、前線に中盤の選手が攻撃参加して盛んに絡むようになり、4分にその太田が勝又のポストにからんでこぼれ球をゴールに突き刺し、町田が1点差に追いつく。その後も町田の積極的な攻撃が続き、一進一退の攻防が繰り広げられるが、結局追加点は入らず、新潟が4回戦に進んだ。
町田は前半を見る限りではどうなるかと思ったら、後半は本当に良く盛り返し、ヴェルディを破った実力がフロックでない事を見せ付けた。もし1点差で前半を折り返していたら、アップセットは十分可能だっただろう。当然、そこには後半にきちんと修正出来る相馬監督の優れた手腕があってこそなのは言うまでもない。是非、自治体の協力を取りつけて再来年にはJリーグに上がってきてほしいものである。

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