「ジレンマな日本人対決」ロシア・プレミアリーグ トミ・トムスク-CSKAモスクワ(0-3)

負けたとは言え、トミ・トムスクの松井はチームメイトよりも一段抜けたボールコントロールとアイデアで攻撃の起点になり続けていたし、CSKAの本田はいつもより一段前の左SHでの先発という事で、互いに良しとすべき試合になるはずだったのだが、現実はジレンマを多々含んだものになってしまった。
試合開始わずか1分でヴァグネル・ラヴがミドルシュートを決めてCSKAがリードはしたものの、CHに本田と交代して下がったママエフがトミ・トムスクのプレッシャーの前にコントロールが出来ず、本田のサイドにボールが出て来ない上に、ラヴとドゥンビアの2トップが互いに互いしか見ていないので、複数で攻め込む分厚い攻撃が無くて速攻のみの攻撃になってしまって前半はほぼ本田の出番は無し。
松井は、4-2-3-1の2列目左ではあるが、攻撃の時のポジショニングにはほぼ自由が与えられているという、本田にしてみたら代わって欲しいと思うような役割で攻撃のアクセントとして活躍していたが、松井の動き出しに合わせるパスを出せる選手がいないので、パスは回せても決定的なチャンスにはなかなかつながらず、一度松井がサイドからどんぷしゃのクロスを上げた場面があったが、1トップのジューバがクロスを胸トラップでGKにパスする柳沢ぶりで、結局チームは得点を上げることが出来なかった。
後半になってトミ・トムスクの運動量が落ち、さらに73分にドゥンビアが下がってラヴの1トップになると、それまでスペースを蓋されていた鬱憤を晴らすかのように本田が前線に飛び出しまくり、ロスタイムにクロスを足で合わせて短くスルーしたボールをネチドが決めて、何とかアシストと言う形で結果を出しはしたが、これならまだCHのほうが本田のストレスが溜まらないだろうなと思ってしまった。
CSKAの次は9/30に行われるELスパルタ戦。今度はどういう起用法をされて来るか分からないが、どっちにしても早く得点を挙げて少し落ち着いて欲しいと思うのは私だけだろうか。

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