「こんなもんでどうでしょうか、グランパス君」J1第20節 名古屋グランパス-ガンバ大阪(3-1)

首位を快走しているとあって、名古屋に住んでる友人情報では、満員でスタジアムに入れないお客さんがいたらしい瑞穂での試合。
Twitterで「名古屋はそんなに強豪だとは思わない」という意味のつぶやきを書いてしまったら、グランパス君にショックだとの突っ込みを入れられてしまったのだけれど(笑)、グランパス君には申し訳ないけどやっぱりこの試合を見ても、まだ名古屋には去年までの鹿島のような、憎たらしくなるような磐石の強さは無いなと思ってしまった。
その理由の大きな1つは、DFラインの位置取り。以前にも指摘したかと思うのだが、インテルや岡田ジャパンの守備を見ていると、DFラインは相手が自陣に攻め込んだ時でも、必ずPAエリアの外側でラインをキープし、サイドを破られた時には下がるという約束事が徹底されているんだけど、何故か名古屋ではDFラインが簡単にPAの中にまで下がってしまう。
しかも名古屋は攻撃陣がワイドな位置取りをするので、この試合の前半のように攻撃的になるとCBの両側ががら空きになり、守備的になっても4人のDFと1ボランチのダニルソンだけで守る形になるので、バイタルのサイドがやっぱりがら空きになって、簡単に二次攻撃を仕掛けられてしまう羽目になり、この試合でもガンバに19本のシュートを浴びせられてしまっている。
攻撃でも中央からサイドへの展開にミスが多く、名古屋が取るワイドな攻撃は、選手間の距離が広いためにカバーが遅れやすく、いったんカバーに入るとなると各選手が長い距離を走る必要があるために、攻撃時のミスをもっと減らさないと、速い攻撃を得意とするチームが多いACLでは、とてもこの試合のようには行かないだろう。
それでも、この試合でも宇佐美のDFに当たったボールに反応して弾き、バーに当たったボールを確実にキャッチするスーパーセーブを見せた安定感抜群の楢崎と、ハイボールは負け知らずの闘莉王、すっかり1ボランチとしてフィットしたダニルソン、得点王のケネディという個人能力でガンバを上回ったが、彼らがこれからアクシデントで抜ける事があれば、まだまだ安心は出来ないように思う。
ガンバはガンバで、イグノが全然チームにフィットしておらず、橋本1人が気を吐いて遠藤もまずまず動けているが、二川は明らかに調子を落としていて、かつての攻撃力が完全に影を潜めてしまっている。
やはり、ガンバの第1FWはルーカスのように、前線で動き回って基点を作り、出来たスペースに遠藤や二川が入ってワンタッチで崩し、平井が抜け出すような形がベストであり、イグノのようにボールを持って前に突進してナンボの選手は合わないような気がするんだけど、その辺を西野監督はどう考えているんだろうかねえ。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする