「オリヴェイラが日本代表監督?」J1第20節 鹿島アントラーズ-セレッソ大阪(0-1)

8月になってから未勝利と調子を落としている鹿島が、天敵かつ好調のセレッソに対して案の定敗戦を喫してしまった試合だが、内容的にはそれほど壊滅的というわけではなかった。
試合開始直後とセレッソが先制点を取った直後は、鹿島が高い位置から連動したプレスをかけてセカンドボールを支配し、速い展開で相手の守備を崩す鹿島らしい戦いを見せはしたのだが、その間に点を決める事が出来ないのと、その時間が長く続かないのが今の成績になっているのだろう。
特に、豊富な運動量でボールの基点にもなれるし優秀なフィニッシャーでもあるマルキーニョスの不在は深刻で、大迫はマルキーニョスと同タイプではあると思うが全ての面でレベルが劣り、前線でタメが出来ないのでDFラインが下がり、乾と家長に対して簡単に前を向かせるスペースを与える事になってしまっていた。
それでも鹿島は、興梠が一人攻撃で気を吐き、初出場の宮崎はまずまずのプレイを見せていて、アドリアーノに代えて小松が入ってから前でタメが作れなくなったセレッソを後半に攻め立てて同点のチャンスを作り出したが、確変継続中の松井に弾かれてノーゴールでの敗戦。とは言え、これからはスケジュールも少し楽になるし、チームの形が崩れてしまっているわけではないので、これからの巻き返しは十分あり得るだろう。
それよりも鹿島のファンや関係者にとって気がかりなのは、原さんが欧州の監督スカウトに失敗した後の後釜として、オリヴェイラ監督が有力視されてしまっている事かもしれない(笑)。
確かに、私もオシムが倒れた後にオリヴェイラ監督を推した事はあるが、あくまでブラジル的なバランスとコンビネーションを重視するオリヴェイラのチーム作りと、原さんのスペイン志向が合っているとはとても思えない。しかもブラジル式は、鹿島の選手で固めるなら別だが、チームとしての形作りに時間がかかるので、アジアカップやW杯アジア3次予選がかなりの前倒しになっている事を考えると、不安が大きい。
まあ、さすがにそれでもぶざまな成績にはならないだろうが、協会内での足並み不ぞろいやマスコミのお約束によって余計な雑音が増えてしまうと、誰にとっても不幸な事になってしまうだろう。最悪、岡ちゃんに2ヶ月前から任せればいいわけだし(笑)、原さんには悔いなく思い切った仕事をやって欲しいね。

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