「新潟で骨抜き」J1第19節 アルビレックス新潟-清水エスパルス(4-1)

猛暑中での中2日という非人間的なスケジュールとあって、長谷川監督はヨンセン、藤本、市川を温存、岩下が出場停止でボスナーを入れた布陣で臨んだが、これが全くと言っていいほど機能しなかった。
試合開始からSBが非常に高い位置取りをして攻めに出て来る新潟に対し、清水は完全に受けに回ってしまい、4バックと本田が何とかゾーンを作って押し留めようとするのだけれど、マルシオ・リシャルデスと曹永哲がゾーンのさらに外側からSBと絡んで攻めるサイドアタックを全く止められず、面白いようにシュートの雨を浴びてしまう。
清水はボールを奪っても、永井はヨンセンのようなロングボールからの仕事が出来るはずは無く、枝村は存在感皆無、岡崎はサイドでの守備で手一杯、小野は広大な中盤スペースをうろうろするだけでポゼッションの糸口がつかめず、32分にマルシオ・リシャルデスのFK、42分には曹永哲に角度の無いところから決められ、前半は新潟の一方的な試合展開で終わった。
後半から清水は市川を投入し、彼が高い位置取りをする事で曹永哲の脅威を減らす事に成功はしたが、開始4分にミシェウのスルーパスから矢野に決められ、その後も優勢に試合を進めるがゴールは30分から出場した、この日の清水で唯一元気だった原がドリブル突破から奪った1点のみで、最後はGK西部がカウンターからどフリーになった曹永哲の足を手で払ってPKという落ちがついて試合終了。
まあ、長谷川監督にとっては内心では捨てゲームに近いものがあったはずで、勝ち点0という結果に対してそんなにダメージは無かったとは思うが、それでも永井や辻尾といった先発が機能しなかったのは、今後も続くとされる猛暑の中で巻き返しを図るには痛い内容だったように思う。果たして次節の静岡ダービーで反撃ののろしを上げられるかどうか。
逆に新潟は矢野、ミシェウ、マルシオ・リシャルデス、曹永哲の4人が、互いの個性をよく活かしあった攻撃が出来ており、見ていて楽しいサッカーになっている。平日の火曜日でビッグスワンには3万人が入っているし、やっぱりチームが強い事が一番の動員策なんだよなあ・・・

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする