「本命はバルベルデ?」日本の代表監督選び

昨日は、家族に熱中症の疑いがある症状が出て、夜は点滴を打ちに行ったりとバタバタしていてサッカーは見てませんでした。皆さんも、暑いからといって単に水やお茶で水分を補給するだけじゃなく、スポーツドリンクなどで電解質を補ったり、しっかり食べて栄養を付けないと、今年の夏は本当に危険ですよ。
さて、かねてからいろんな名前が取りざたされている、次期日本代表監督候補ですが、ここに来てようやく、そこそこ具体的な話が出てきたように思いますね。スペインの記事ではファンバステンという名も出てますが、さすがにそれは無いでしょうから、スペイン方面ではバルベルデとビクトル・フェルナンデスの2名というところでしょうか。
協会としては次の監督に五輪も見てもらうような事を言ってましたが、プロ意識の高い監督になればなるほど、本来の仕事以外の部分で負担を背負わされるのは嫌がるはずなので、その辺を両名がどう考えるか。育成だけで言えば、やはりペケルマン氏が的確なんでしょうが、原さん的にはスペインの攻撃サッカーで行きたいでしょうからね。
W杯で岡田監督が守備的サッカーで結果を出しましたが、あれは中澤と闘莉王が揃っていたから出来た事であって、ジーコ、岡田と8年間に渡ってCBの世代交代を放棄してしまっている状況では、4年後に彼らのような経験を若手に期待するのは不可能です。
しかも、不思議と指摘する人が少ないのですが、遠藤以降の世代には、彼ら黄金世代に匹敵する中盤のクリエイターがいないんですよね。高い技術はあるけど判断力やメンタルで世界レベルに及ばない若手選手を、技術を生かす方向で経験を伸ばしてくれる監督のほうが、日本の現状を考えると適しているのではないかと思います。
リーガ・エスパニョーラにはそれほど詳しくないので、各候補監督の考え方までは分かりませんし、トルシエを見ても外国人監督は所詮当たり外れがバクチみたいなものですが、今は当然ながら全くTweetが流れてこない(笑)原さんの考えに、我々は託すしかないんでしょうなあ。