「これこそが鹿島らしさだが・・・」J1第16節 鹿島-神戸(3-0)

いつまでも暑いしんどい、眠いと凹んでるばかりではいられないので、ぼちぼちとサッカーサイトへのリハビリを始める事にしますです。
で、久々に見たJリーグの試合だが、帰国からへばっている私からすると、よく皆こんな熱帯夜の状態でサッカーやってるなと(笑)。そういう意味では、神戸が積極的に仕掛けはするけど、疲れと暑さで集中力が定まらないのか、攻めてはいるんだけど最後のプレイの精度が低く、とりあえず可能性の低いシュートは打つけど当然得点は決まらず、逆に鹿島はペースをコントロールしながら、セットプレイで効率よく加点して行ったという、鹿島の試合巧者ぶりが際立った結果だった。
とは言え、最終的にシュート数は鹿島の16本に対して神戸は15本で、茂木がGKと1対1になった場面も2度あり、ちょっとコントロールと呼ぶには鹿島は打たれ過ぎの面はあるように思うけどね。鹿島が神戸にボールを奪われてから早いチェックをすれば、もっと鹿島にとっては楽な展開になったかと思うが、この気候の連戦と先発陣の年齢を考えると致し方の無いところなんだろう。
最近、犬飼氏がクーデターで会長職を追われた事が話題になっているが、秋春開催前提は無謀にしても、真夏の開催による選手への健康の影響、試合レベルの低下という部分については、議論を続けてしかるべき問題であるように思う。
神戸は、大久保がいなかった事を考慮すればそれほど悲観的な内容じゃなかった。ただ、やはり上位との差は得点につながる部分でのプレイのクォリティ、ディテールの差。そういう意味では、W杯を経験している大久保が、今後の残留争いに果たすべき役割は多いと言えるだろう。