「日本代表と同じ道」J1第13節 大宮-名古屋(0-1)

昨日はツール・ド・フランスの休養日だったので、今日はサッカーサイトにプチ復帰(笑)。
鹿島と川崎の試合でも感じた事だが、やはりJリーグの選手もW杯を見て奮起するところがあったようで、この試合でも素早いフォローと縦への早い攻撃が混じった、効率的で流れるような攻撃が見られるスピーディーな展開から始まった。
しかし名古屋のほうは、序盤こそサイドチェンジからの分厚いサイド攻撃から大宮を攻め立てるものの、その割にDFラインの押し上げがなくて、気がついたらSBも中盤の2枚も上がってしまい、CBとダニルソンだけが名古屋陣内にポツンといるような状態から何度も大宮のカウンターを受けるようになる。
ダニルソンも、1対1はそれなりに強いんだけどポジショニングが悪くて、あっさりポストプレイを許してしまったり、下手に飛び込んで交わされたりと、気の毒なところが多々あるにしても相当不安定な守備で、名古屋の失点は時間の問題のように思われた。
ところが43分にブルザノビッチが2枚目のイエローで退場してしまった事が、結果的に名古屋を助ける事になったのが面白い。
名古屋はこれで4-4-1のフォーメーションに変更し、1人少なくなって自然と全体の布陣が下がった事でかえって大宮が攻め手を無くしてしまい、ちょうど日本代表が韓国戦までのバンザイアタックから本番での守備重視体制にシフトしたように名古屋が安定感を取り戻し、ケネディがポストプレイで孤軍奮闘する事により、逆に名古屋のカウンター攻撃に冴えが見え始める。
そして31分に高い位置でボールを奪った闘莉王から、シュート性のクロスがゴール前へと放たれ、それにケネディが頭で飛び込み、数的不利に立っていた名古屋のほうに先制点が入ってしまった。それでも試合終了間際には、大宮が執拗なサイド攻撃から何度もシュートを放つ場面があったが、楢崎が鋭い反応を見せてゴールを死守し、名古屋が貴重な勝利を飾った。
大宮が試合を有利に運びながらも決定力不足で得点を挙げられなかったのに対し、名古屋は強引な個人能力でワンチャンスをものにしたのを見ても、やはりW杯という舞台を経験した選手の強みと言うか、チャンスが消えてしまわないように早く強く攻める、という意識の差が出たように思う。が、悲しい事にそれも時間が経つと、Jのレベルに再び埋没してしまうんだけどね・・・
選手一人一人が意識を高く持つだけでなく、審判やリーグ機構側、そしてオシムが言うように観客も良いプレイに対してプレッシャーをかけ、代表はぬるいホーム親善試合ではなく、厳しいアウェイで意識を再び引き上げるような、全体的な努力をこれからどれだけ見せられるかが、これから4年後の結果を決めるのだ。

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