「後味の悪いマイヨジョーヌ」ツール・ド・フランス第14・15ステージ

今年の本番とも言えるピレネーの山岳に突入したツール・ド・フランスですが、ちょっと奇妙な展開が続いてしまう事になりましたね。
14ステージは終盤に超級、1級と登りが続くハードなステージでしたが、アンディ・シュレックとコンタドールは終始互いにマークし合い、そのおかげで2分差がついているとは言え、総合3位と4位のサムエル・サンチェスとメンショフのアタックを見過ごしてしまい、最終的には14秒差まで詰めはしましたが、王者らしからぬボーンヘッドだったと言えるでしょう。
そして15ステージでは、今度はアンディが最後の超級山岳バレ峠で何度もアタックを仕掛け、残り4kmのところでまたアタックをしたと思ったら何とアンディの自転車のチェーンが外れるアクシデント。アタックに反応したコンタドールはアンディを待たずにそのまま逃げ、サムエル・サンチェスやメンショフと合流してそこからの下りをアンディに差をつけたままゴールしてしまいました。
コンタドールはメカトラブルだと気付かなかったと無理な弁明していますが、自転車レースにおいて総合首位の選手に不運なアクシデントが起こった場合、すぐの復帰が可能なようなら他の選手はそれを待つという不文律があるのですが、上位3選手がそれを実行しなかったので少し後味の悪い結果になってしまいました。特にコンタドールは、この勝利でマイヨジョーヌを奪ってしまっただけに、メディアからも相当叩かれているようですね。
最後に待ってる個人タイムトライアルでコンタドールは間違いなくアンディよりも早いタイムを出すのは確実ですから、そんなにがっつかなくても良かったのではないかと思うのですが、それだけコンタドールもアンディの登りの強さを恐れていたのかもしれません。とは言え、これでコンタドールが優勝しても物議をかもす事になるのは確かでしょうが・・・
さて、今日は60kmの長い下りで終わるとは言え、トゥールマレー、オービスクの超級山岳2つを越えるコース。明日が休養日なので、かなりハードな逃げ争いが行われる展開になるでしょう。新城向きのコースではありませんが、15ステージでチームメイトのヴォクレールが勝利しているだけに、良い流れに乗りたいところですね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする