「新潟にちゃぶられる」J1第10節 アルビレックス新潟-横浜Fマリノス(2-1)

連休明けで疲労もピークなので簡単に・・・
横浜に木村和司監督が就任とのニュースを聞いたとき、ぶっちゃけ横浜首脳陣は何をトチ狂ったのかと思ってしまったのだが、少なくとも某国代表監督よりは(笑)ファンをワクワクさせるような能力を持っているなと思い直している。
この試合での木村監督は、水沼や天野といった若い選手を先発させ、ボランチに中村を配置するというのは、なかなか他の日本人監督では出来ない大胆な起用を見せてくれた。確かに、この試合に限って言えば、中村はベストの出来から程遠くて攻守に存在感が薄く、4万人の観客に気後れしたのか若手にも全体的にミスが多くて、せっかくの早い時間での先制点を展開に活かす事が出来なかったが、中村の経験や戦術眼をチームの中心として据えるという意味では、意義のある起用であるように思う。
新潟は、最後は少し運動量が落ちて横浜の猛攻を受けたが、終始ホームの観衆をバックに絶え間無いプレッシングを続け、矢野にボールを集めてひたすら堅守速攻を繰り返す愚直さが、経験の薄い選手が多い横浜をボディーブローでダウンさせたという感じだったね。ミシェウとリシャルデスの両外国人もコンディションが上がっているようで、5試合負け無しの好調さを証明していた。W杯によるリーグ中断まであと2試合、このまま調子よく終わりたいところだろう。