2010年4月

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何故、岡田ジャパンはおかしなコンセプトを持つに至ったのか。

1つ前のエントリーで、岡田ジャパンのコンセプトの不思議さについて、つい勢いでいろいろ羅列してしまったが、そもそも何故そんな妙なコンセプトに至ったのか、という部分について少し考察してみる。 おそらく、最も大きな問題点は、岡田監督自身のサッカー観の古さにあるのではとないかと思っている。 岡ちゃんの推し進めている、高い位置からプレスをかけ、攻撃時には選手が流動的にポジションを取り、数的優位を作ってパスで […]

「コンセプトに殉ず」キリンチャレンジカップ2010 どっか-セルビア(0-3)

トルシエのような規律も無い、オシムの運動量と連動も無い、ジーコにはたまに感じた連携や個人のきらめきも無い。 じゃあ、岡田ジャパンにいったい何があるのか? そう、それはコンセプトだ!! ちびっ子を前線に並ばせ、CBの2人以外は勝手なポジショニングで上がりっぱなし、ごちゃごちゃと集まった前線と中盤でチマチマと足元でパスを回し、やっとクロスを上げたと思ったら簡単に跳ね返され、相手ボール時には2列目がプレ […]

「今回の長谷部は好感度アップ」ドイツ・ブンデスリーガ第29節 ヴォルフスブルク-ホッフェンハイム(4-0)

今日も時間が無いので簡単に・・・(汗) どっちの順位が上なのか分からないぐらいに、アウェイのホッフェンハイムが高い位置からプレスをかけてボールを支配し、何度も何度もサイドをえぐってクロスを上げても、ヴォルフスブルクGKの好守や決定力不足で得点できず、逆にヴォルフスブルクはセットプレイやカウンターで効率よく得点と言う、ここまで内容と結果が完全に乖離しているのも珍しい試合だった。 ヴォルフスブルクの内 […]

「これこそが真の岡田ジャパン?」J1第5節 浦和レッズ-湘南ベルマーレ(2-1)

春先の最近は、公私ともにいろいろと出番が多くてお疲れ気味で、夜は寝落ちしかける事がしょっちゅうなので、軽いレポートが続いてしまって申し訳ないです・・・で、この試合もごく簡単に。 シーズン最初は、状態の悪い岡田ジャパンのように、ただひたすら足を止めてショートパスをつなぐだけの遅攻が目だったフィンケサッカーだったが、ここに来てようやく一つ一つの歯車が噛み合い出したと言うか、本来フィンケが意図していた攻 […]

「欧州帰りの天才対決」J1第5節 横浜Fマリノス-清水エスパルス(1-2)

現在の首位争いであることは言うまでも無く、中村と小野と言う、欧州帰りの天才ゲームメーカー(って書くとなんかバブリーな表現だよね(笑))の対決という事で注目された試合だったが、今回は清水に軍配が上がった。 今回清水の試合を見ていても、彼ら欧州組が入った効果はやはり共通していて、小野にボールを預ければほとんどミスで失うことが無いので、周りの選手の動き出しが一段と早くなるんだよね。しかも、清水の場合は横 […]

「何とか最小限の傷」欧州CL準々決勝第1レグ インテル-CSKAモスクワ(1-0)

いや~、インテルには付け入る隙があるかもとは書いてみたけれど、スーパーミドルでも決まらない限りはやっぱ厳しいねえ・・・ インテルは全員の守備意識が高くて攻守の切り替えが早く、CSKAはほとんど前線で有効な起点を作らせてもらえず、DFラインは押し上げられずに前線が孤立し、有効なカウンターの場面というものをほとんど作らせてもらえなかった。 それでもCSKAは、前半のうちはDFラインの細かな微調整で、バ […]

「シュート練習100本」ACL2010グループG ガンバ大阪-アームド・フォーシズ(3-0)

センターラインに高さのある外国人を揃えて、東南アジアらしくないサッカーを見せるアームド・フォーシズが、試合開始から本来の5番のサンドバーグが1トップのような形を見せて、これは意外な展開になるかなと思ったのだが・・・すぐに案の上のベタ引き。 当然、相変わらずチョジェジンのポストプレイがまともに機能しないガンバはボールを支配はするものの、遠藤の不在で攻撃にタメが無く、二川はプレイにキレを欠き、単調なク […]

「不運だけど自滅」ACL2010グループE メルボルン・ビクトリー-川崎フロンターレ(1-0)

相手のPKは厳しすぎる判定の上にそもそもエリアの外、メルボルンDFマスカットのひじ打ちは全てスルー、相手のGKが超あたりまくりで3点は損をしたという、川崎のACLを象徴するかのような不運がトリプルパンチでやって来たのは確かだが、川崎にも問題が無いわけではなかったかな。 オージーボール兼用スタジアムのせいかメルボルンの芝が非常に深く、ミドルシュートはことごとく宇宙開発となり、クロスもマイナスの方向に […]

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