「欧州帰りの天才対決」J1第5節 横浜Fマリノス-清水エスパルス(1-2)

現在の首位争いであることは言うまでも無く、中村と小野と言う、欧州帰りの天才ゲームメーカー(って書くとなんかバブリーな表現だよね(笑))の対決という事で注目された試合だったが、今回は清水に軍配が上がった。
今回清水の試合を見ていても、彼ら欧州組が入った効果はやはり共通していて、小野にボールを預ければほとんどミスで失うことが無いので、周りの選手の動き出しが一段と早くなるんだよね。しかも、清水の場合は横浜と比べて動き出しの速さで勝負する戦術的な特色があるので、小野が絡んで素早くサイドを崩した先制点の形はまさにその効果が出た得点だったように思う。
横浜のほうは、中村のプレイにあまり切れが無かった上に、怪我でわずか前半26分に交代してしまい、その後はポゼッションするも清水のカウンターに上手くしてやられた感じ。とは言え、結果論ではあるけれど兵藤のPKが決まっていればドローになっていたわけで、新外国人選手のバスティアーニも良さそうだったし、中村がいなくなれば終わり、という事にはならなかったのは救いだろうね。