2010年4月

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「インテル守ってる」欧州CL2010 準決勝第2レグ バルセロナ-インテル(1-0)

シュート数15:1、ボールポゼッション76%:24%という極端な数字を見ると、数値の劣っているほうが勝ち抜けたとは到底思えないよね(笑)。 しかしその原因となる、前半28分という早すぎる時間に起こった、バルサのカンテラ出身であるモッタの退場が、かえってインテル勝ち抜けのポイントとなったのはなんとも皮肉な事である。 これにより、それまでボールポゼッションは劣勢ではあったがそれなりに攻めていたインテル […]

「全勝は全勝だけど」ACL2010グループF 鹿島アントラーズ-全北現代(2-1)

これで鹿島はACLのグループステージ全勝という偉業を引っさげてベスト16へと駒を進めることになったわけだが、ちょっとその結果からは恥ずかしくなるような内容だったかな。 鹿島は、1位通過のために勝たなければならない全北が、前に出て来るところを1対1で厳しく当たり、つなぐところと蹴り出すところをうまく使い分ける、ウェルバランスな立ち上がりを見せて序盤にいくつかチャンスを作ったが決められず、徐々にミスが […]

「何よりも川崎だけは嫌?」ACL2010グループG 河南建業-ガンバ大阪(1-1)

西野監督は勝つ気だったようなコメントをしてたけど、本当に勝つつもりなら二川と遠藤を両方外して、アウェイでルーカス実質ボランチに安田SBとかあり得ませんから(笑)。 まあ、ガンバとしては川崎が来たら最悪とは言え、さすがに城南アウェイのほうがいいとは考えなかっただろうけど、Jリーグ次節の鹿島との試合と、ACLで最悪のカードが来るかもしれないリスクを考えたら、温存策であわよくば一位突破できればというとこ […]

「サッカーはメンタルゲーム」ACL2010グループH サンフレッチェ広島-浦項スティーラーズ(4-3)

浦項が1位抜け争いでプレッシャーがかかっているのに対し、広島は失うものが全く無い気楽な立場だったとは言え、グループリーグで最初からこういう試合が出来ていれば、と思わざるを得ない気持ちのよい内容だった。 グループリーグ序盤では、中盤にパスを出すのでさえ足を止めておっかなびっくりだった広島の選手が、この試合では少しでも前にスペースがあればドリブル、思い切りの良い縦パスとサイドをからめて2~3人目の動き […]

「浪速の飛車角そろい踏み」J1第8節 ガンバ大阪-FC東京(2-0)

ルーカスと遠藤と言う、ガンバの攻撃を牽引する両輪、飛車角がいるといないとで、ここまで大きくチームが変貌するものなのかとさすがに驚かざるを得なかったよね。 その2人がいない前半のガンバは、大塚と宇佐美の若手2トップが東京のフィジカルに負けてほとんどボールを収める事ができず、攻撃のつかみどころはほぼDFライン裏へと単純なロングボールを放り込むのみ。 そして縦へのパスを容易に奪われては石川を中心として3 […]

「ロシアリーグ初登場」ロシア・プレミアリーグ シビル・ノボシビルスク -CSKAモスクワ(1-4)

日曜はJリーグにしておこうかと思ったんだけど、ロシアリーグの中継が今週から始まったと聞いてついついそっちを優先してしまった(笑)。 ロシアリーグについての予備知識なんか当然全く無くて、モスクワ勢とCLで有名になったルビン・カザン以外は雑魚なスコットランドみたいなものを予想していたんだけど、この試合でCSKAが対戦したシビル・ノボシビルスクのような最下位チームであっても、しっかり組織的なサッカーをや […]

「お話になりません」J1第8節 川崎-神戸(3-0)

結果だけを見れば川崎の快勝なんだけど、川崎の出来がどうこうと言うよりも神戸の守備のひどさが目に余ってしまったね。 三浦監督のサッカーは典型的な4-4-2のゾーンディフェンスなんだけど、ゾーンを作るのはいいけどそこからマンマークへと移行する場面での動きと判断がバラバラで、1点目のPKはアタックに行ったところを簡単に1対1で交わされ、カバーが遅れてPA内で足を出してしまってPK、黒津の得点も4人がワラ […]

フレッシュ・ワロンヌ2010

この時期は歓迎会などでいろいろと飲みの席があり、酒が入るとサッカーはつらいので自転車のフレッシュ・ワロンヌを見てました。と言っても、酒入りで自転車レースを見るともれなく寝落ちがついて来るのも事実で、2日に分けて見る事になってしまいました(笑)。 初めて今年からJSPORTSで中継、と言うかおそらく日本初登場となったレースですが、ゴール地点の2km手前から始まる「ユイの壁」という、平均勾配9%、最大 […]

「お疲れバルセロナ」欧州CL準決勝第1レグ インテル-バルセロナ(3-1)

チーム関係者の談話では、アイスランド火山の影響で飛行機移動が出来ず、14時間かけてバスでミラノまでやって来た疲労は関係ないという話だったが、そうではない事は選手のプレイを見れば一目瞭然だった(笑)。 インテルの得点は、どれもバルサ守備陣のマークミスによってフリーな選手を作ってしまってのパターンで、DFラインは一応ラインを作って統率されているようには見えるものの実際はボールウォッチャーになっていて、 […]

「代表で森本のウイングと言う選択肢」イタリア・セリエA第34節 カターニャ-シエナ(2-2)

森本が久々に左ウイングで先発したという事で見てみたカターニャの試合だったが、なかなかちゃんとしたプレイをしていてちょっと驚いてしまった。 今までに森本がカターニャでウイングの位置で先発した事はあったが、せいぜいトップに近い位置でコースを切るチェイシングをするだけで、実質的に守備をほとんどしない純FWのようなポジショニングを取る事が多かったのだが、この試合ではサイドでのタックルはもちろん、シエナに攻 […]

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