2010年2月

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縮小再生産に向かう岡田ジャパン

とうとう、中村までもが日本に帰ってきてしまうようですね。 これで小野や稲本に続いて、出場機会を求めて日本へと復帰する選手がまた1人増えたわけですが、他の2人と違って南アフリカでもレギュラーが確立されている中村のJ復帰は、また別の大きな意味合いがあるように思えますね。 Twitterによる宇都宮氏情報では、韓国戦もいつもの岡田定食メンバーになる可能性が高いそうですが、もはや海外組の力でしか今後代表チ […]

「大我慢大会」東アジア選手権 日本-香港(3-0)

スポンサーと協会は、1万6368人と記録的に少ない観客に我慢、その観客は冷たい雨とさらに冷え込んだ試合内容に我慢、選手は前半のチビッ子チマチマサッカーに我慢、戦評を書くほうはいい加減飽きが来ている定食に我慢と、試合に関わる全ての人間が忍耐を強いられた我慢大会だったね(苦笑)。 いい加減何度も書きたくないんだけど、やっぱり平山と闘莉王の2トップ(笑)になってから格段に前でボールが収まるようになってチ […]

隣り(韓国)の芝生は赤い

東アジア選手権で、なんと中国が韓国に3-0で圧勝してしまったそうですね。 アジア最終予選ならともかく、これからW杯本番だと言うのにアジアの他国同士の試合を見て何かを感じても仕方が無いので、私自身はスーパーボウルの再放送を見てました(笑)。 しかしアメフトの試合も久しぶりに見ましたが、あれは本当に後出しじゃんけんが全く効かないスポーツですよねえ・・・しかもNFLは戦力均衡策を取っているので常勝チーム […]

「岡田監督に反旗、大いに結構」東アジア選手権香港戦展望

さて早くも明日に迫った香港戦の展望ですが・・・特に無し(笑)。 ってのもアレなので、まあ戯言程度にちょっと語りますか。 おそらく、香港はこれからW杯前に対戦する相手としては最弱ですが、何しろ初戦に引き分けているので岡ちゃんはさほどメンバーは落とさないでしょうし、相変わらず懲りもせずにチビッ子ショートパスサッカーに固執してしまっている現状では、せいぜい小笠原がボランチになるぐらいが違いと言えば違いな […]

「スーパードリブラー×2」ドイツ・ブンデスリーガ第21節 ヴォルフスブルク-バイエルン(1-3)

バルサやオランダ監督時代にはいろいろと軋轢を起こした事で有名なファン・ハールだけど、この人もある意味トルシエと似たタイプで、ちゃんと機能するチームを作り上げると本当に強いね。 この試合でのバイエルンも、FWも含めて非常に高い位置からガンガンとプレスをかけ、サイドは常に高い位置取りをする2バック状態で守り、マイボールになったら中盤からでもどんどん人が前線に飛び出してパスを通していく。試合開始直後の先 […]

「(あ)を驚かせて(あ)4強」東アジア選手権 日本-中国(0-0)

さて、(あ)に入る言葉はなんでしょう。 1.世界 2.アジア 3.日本 答え:今のところ1以外 今日の試合を見る限りでは、以上の答えとしか書けないわな(苦笑)。 しかし、ずっと不思議に思えて仕方ないのでは、今まで玉田や内田を先発させて、世界4強に足がかりを作れる確信が得られるような内容を見せた事があれば、彼らの重用も納得できるんだけど、そうでもないのに故障や体調不良明けの彼らを先発させる意味っての […]

「とにかく結果」東アジア選手権のポイント

相変わらず、そんなに自分的にも世間的にも盛り上がってない東アジア選手権ですが(笑)、一応ポイントみたいなものを書いておくと、やはり「結果を出す」というところになるでしょうか。 ベネズエラ戦は、ベストメンバーでの今年初戦というエクスキューズがありましたが、今回は2戦目、しかもある程度メンバーを固めて練習を積んでいるはずだし、それなりの完成度を見せてもらわないと困ります。 試合の日程もW杯の場合と似た […]

「再試合の再試合は御免」FAカップ4回戦 リーズ・ユナイテッド-トッテナム・ホットスパー(1-3)

前回の試合では終了間際にPKを与えて同点再試合と言う、スパーズの詰めの甘さが目立った試合だったが、リーズのホームであるエランドロードでは、満員のリーズサポーターの大声援にも負けず、スパーズが見事な試合を見せて完勝。 スパーズは前回の試合で2ゴールを決められたベックフォードに対して厳しくマークを付け、それ以外の選手が高い位置からプレスをかけてベックフォードに対して良いパスを出させず、プレスで奪ったボ […]

「含み続ける矛盾」キリンチャレンジカップ2010 日本-ベネズエラ(0-0)

シーズン前の2月の試合で、選手が皆万全のコンディションであるはずはないし、もしそうなっても必ず6月までピークを維持できるはずも無いので、この結果と内容については大きく問題に挙げるつもりは無い。 が、本番を見据えたテスト、戦略という意味では、大いに疑問を持たざるを得なかったのが正直なところである。 まず、岡田監督が会見でも述べたサイドをうまく使えなかった点についてだが、小笠原や中村といったチームでセ […]

「フィジカルの意味」イングランド・プレミアリーグ アーセナル-マンチェスター・ユナイテッド(1-3)

首位のチェルシーを追う、2位3位同士の直接対決は、アウェイのマンUが3-1と完勝する意外な結果に。 もっとも、プレミアの場合は上位決戦の大一番であっても攻め合いになるのが普通で、実力が伯仲している試合ほど先制点によって試合の流れが大きく変わり、結果的に実力差以上の点差になる事は決して珍しくは無いのだが、あえて両チームの差を見つけるとするならば肉体・精神両面での「フィジカル」という点だったように思う […]