「フィジカルの意味」イングランド・プレミアリーグ アーセナル-マンチェスター・ユナイテッド(1-3)

首位のチェルシーを追う、2位3位同士の直接対決は、アウェイのマンUが3-1と完勝する意外な結果に。
もっとも、プレミアの場合は上位決戦の大一番であっても攻め合いになるのが普通で、実力が伯仲している試合ほど先制点によって試合の流れが大きく変わり、結果的に実力差以上の点差になる事は決して珍しくは無いのだが、あえて両チームの差を見つけるとするならば肉体・精神両面での「フィジカル」という点だったように思う。
アーセナルはアルシャビンの1トップで、試合の序盤にアーセナルがボールを支配していた時間帯は、彼の切込みからシュートを放つ場面がいくつか見られたのだが、この試合では連戦の影響なのか攻守の切り替えスピードがあまり長続きせず、その後はマンUの守備陣形が整っているところにクロスを挙げるような攻撃が多くなり、高さがあるベントナーの投入も遅くて全てが後手に回ってしまった。
逆にマンUは、劣勢の時間帯にナニが2人のマークを交わしたドリブルからのクロスでGKアルムニアのオウンゴールを誘うと、ルーニーの強さとスピード、パクチソンの運動量でカウンターを確実にチャンスまで持ち込み、そつの無い得点で完璧なゲームプランを見せ付けた。
確かにナニの先制点が大きく物を言った試合ではあったが、全体的な運動量、チームの勢いというものに差が合ったのは事実で、解説の粕谷氏はコンディションの差だと語っていたが、マンUにとっても連戦の中での試合は同じで、その中でもコンディションの波を作らない選手起用、メンタルと規律のコントロールという面でファーガソン監督の凄みを思い知らされる試合だった。

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